kitanで目指すもの、やりたいこと
基本的なコンセプトとしては
「古民家をリノベーションして地元の人やら観光の人やら働きに来た人やらが
いろいろ楽しいことができるようにしよう」
というもので、それは一貫して変わらないのですが。
じゃあどうやって進めていくか?
という段になると
当初はオーソドックスに、「これが必要」「これがあったらいい」と社内で検討したプランをもとに基本設計〜実施設計〜施工〜運営まで進めるつもりでした。
しかしながら、いろいろ話し合うなかで
社内という限られた範囲内であれやこれや話したことをベースにして、本当に現地で求められているものができるのか?
という疑問が生まれました。
「これはいるやろう」と思い込んでいるものが実はいらないかもしれない。
これまで考えもしなかったものが実は必要かもしない。
「顧客」と「求められているもの」がある程度明確なふだんの建築とは違い、進め方にも決まったルールはないはず。
せっかくやるからには、「あれやこれや話す」のをもっと拡大して
いろんな人が必要としている、あったら楽しいと思うものを詰め込みたい
ということで、進め方をすこし方向転換することにしました。
プロセスもゴールももっとオープンにして
いろんな人たちを巻き込んでいきたい。
ので、垣根はもうけず協力いただける方を募っています。笑
アイデアだけでも、横から口出しするだけでもかまいません。
本気で魚津の魅力を発信したい、という気持ちでも
ふらっと行った旅先でこんなものがあったら素敵やな、というささいなヒントでも
同じぐらい大歓迎です。
一言で言ってしまうと「ボトムアップ型」とか「community-based」とか言われるアプローチ
いいところも悪いところもあるのは承知のうえですが
それでも何か楽しいことができそうな気がする
水雅にとっても初めての挑戦です。