Newspicksnow 前田裕二さんのノート術
「誰でも最初は真似から始める。しかし、丸暗記しようとするのではなく、どうしてその人がその航路をたどったのか、どういう過程でそこにたどり着いたのか、その過程を理解することが大切だ」というのは羽生善治さんの言葉ですが、少しでも前田さんのノート術を真似しちゃいましょう。
Newspicksnow で放送された前田さんのノート術をまとめました!
①ノート術を知る
ノートを取ることがコンプレックス
ずーっとノートを取るので、ノートを取ることが癖であり、コンプレックスであるという前田さん。
映画をみても、人の話を聞いても、はたまたライブに出かけてもB5のノート10枚分のノートをかくとのこと。例えばライブなどで演出家がどういう考えなのかとういことを、目の前にある事象/fact(炎がどーんと出てくる)を抽象化(色々サプライズする方法はある中で、なんで炎をあげたのかを考える)するためにノートを取るそうです。
メモとはノウハウではなく姿勢である
テクニカルなノウハウには意味がなく、メモをひたすら取るというとこに意味があり、それによって脳のクリエイティビティが上がります。メモリを外部化するために第一の自分の脳で考えるべき、代替不可能なことに自分の脳を使うべきで、第二の脳であるノート/メモを外部記憶装置として使用するべきなのです。
では実際にノートにどう記載するのか
記載方法は写真の通り。インプットからアウトプットまでが見開きに完結しているのが特徴です。
<画像引用元>
https://www.youtube.com/watch?v=GkmaDNlQqh8&t=1831s
会議中に使用するのが、標語とファクトの記載欄です。
標語
一つ一つの会議の話し合いはチャプターに区切ることができる。会議は第何章まであって、ここまでの議論を何と名付けるか。それをリアルタイムに考えながら標語を記載します。
会議をしているとどんどん枝葉末節に議論が及ぶが、枝葉を総称して、なんと呼ぶかを決めるのが標語。抽象化ということであるが、とっつきやすいように、各チャプターの名前をつけるという風に捉えています。
ファクト
その場の議論が書かれていること。ここの塊、塊を標語にまとめます。
抽象化<会議の後//復習の際に記載>
会議後に振り返ってみて、各標語単位ではなく、議論の全体から考えられることを抽象度高く記載。例えば、ライブで炎が出た時に、なぜ観客を盛り上げるために炎を選んだのかを記載します。
転用<会議の後//復習の際に記載>
別の機械での転用方法を記載。例えば、自分があるイベントのクリエイターをする際に炎を用いる!とかを書くイメージです。
②ノート術を真似する
インプット0の時間を作り、アウトプットに集中する時間を意識的に作る。
そうすることで、アウトプットの質・量を向上させます。
<画像引用元>
https://www.youtube.com/watch?v=GkmaDNlQqh8&amp;t=1831s
③思考×発想法
以下の手順で、ノートを思考×発想に用います。
<画像引用元>
https://www.youtube.com/watch?v=GkmaDNlQqh8&amp;t=1831s
メモを時間軸で考えると、会議中に取るメモ自体は重要ではない。それを起点にした、予習と、復習が大事!とのこと。
予習<デイリーのカレンダーに記載します。ここまでの説明で出てきませんでしたね>
各予定に対して、3点自分が話したいことを準備することを予習として行なっているそうです。それを習慣化することで、どの会議でもスターになれる。会議の瞬間に3点クリティカルな話をするのは難しいので、ノートに事前に書いているとのこと。(前田さんが難しいのに、凡人が準備なく会議に挑んでスターになれるわけがないですね!)
メモ自体に価値があるのではなく、強制的に考えることに意味があるそうで、予定があったら3点話したいことをメモするという仕組みを作ることが重要というイメージです。
<画像引用元>
https://www.youtube.com/watch?v=GkmaDNlQqh8&amp;t=1831s
最後に、前田さんが持ち歩くノートの種類について
一番大きいノート:標語、ファクト、抽象化、転用を記載するノート
中くらいのノート:スケジュール記載、予習用のノート
小型のノート:TPOに応じて、大きなノートを出せない時に使用するノート
<画像引用元>
https://www.youtube.com/watch?v=GkmaDNlQqh8&amp;t=1831s
以上、前田さんのノート術まとめでした!真似してみましょう〜