見出し画像

朝活、はじめました@進撃のWEEK

昨年エンジェルラウンドで資金調達をさせていただいた際、他のプレゼンターの深堀された事業プランを聞きながら、いったいこの人たちはどこでこんな上手いプレゼンを学んだんだろうと感じていました
「進撃WEEK」という朝会の存在を知ったのはその後です。野心や挑戦意欲の高い人々が集う勉強会ということで、自分には敷居が高そうだなと感じていたところ、今回、代表の戸村さんより参加のお誘いをいただき参加が叶いました

今日から数日、講座の「アウトプット」を通じて、自社事業を脱構築していきたいと思います

自分にとって曲げられない理念を探る

朝の7:00。まだ眠い目をこすりながらZoomに向かいます
最初はみんなで輪になって自己紹介~ぐらいに考えていたところ、いきなり企業理念の重要性から講座が始まりました。ホント無駄なものを削ぎ落した講座なのだなと、慌ててメモを取りました。

  • やりたいこと

  • やるべきこと(市場ニーズ)

  • やれること(技術力)

企業理念はこの3つが重なるところに理念を見出すべきとの説明。これまで自分は
「社会に貢献する事業をしたい」
「心理支援(対人援助)を通じてウェルビーイング向上させたい」
というソーシャルな目標を掲げてきたつもりでいましたが、それは結局、自分自身の「やりたいこと」の範疇でしかなく、「やれること」「やるべきこと」と十分に重なり合っていなかったように思います

「やれること」については、これまでの仲間・協力者を得ることで補ってきました。それ自体は幸せなことですが、この2つを創業初期の早い段階から満たしてしまったがゆえに「やるべきこと=市場ニーズ」への目が曇もってきてはなかったか、講座を聞きながらそんな想いに駆られました。

理念の深掘りかた

3つのバランスのとれたところにいかに「理念」を見出せるか。そのセンスとバランス感覚が経営者には欠かせない資質なのだとしたら、自分はどうだろうか・・・
そんなことをつらつら考える暇もないスピードで講座は進みます。2日目にむけて、この「理念」を深掘るタスクシートの話題になりました。
自分の過去を振り返り、忘れられない経験や感情を掘り起こすタスク。もう一つは、いくつかのキーワード群から、自分の経歴と紐づけながら、その言葉を大切にしたいキーワードとその理由を書き出すタスクです

私はこの5つのキーワードを選びました

  1. 組織成果

  2. 専門性

  3. プロセス

  4. 面白さ

  5. 独創的

組織成果

事業を興してから一番苦労しているのが、自分自身の「対抗心のなさ」です。むかしから誰かをライバルだと考えたり、人と競争をするという発想がことごとく皆無でした。妬み嫉みの感情がないことはいいことだとずっと思ってきましたが、会社のかじ取りをするうえで、この「対抗心のなさ」が組織や自分自身を活性化し、市場競争に勝ち抜く上でのボトルネックになっていると感じています
だからこそ逆説的に「組織の成果」は何であり、いかに達成していくかと意識し続ける必要があると感じています。今、この瞬間の自分自身の課題です

専門性

キャリア支援の仕事に従事するなかで、専門性を担保するのは倫理観であるとの学びを得ました。
知識や技術ではなく、その仕事を通じて為すべきこと・為すべきではないことを知る。いまtoB、toCにサービス提供をする際に、自社が最も大切にしていることです

プロセス

「手続き的な正しさ」を学んだのは法学部生の頃。結果だけでなく過程にもこだわること。つい結果を急いて求めがちな自分に、ブレーキをかけてくれる概念です

面白さ

誰もがそうだと思いますが、高校の頃の部活も、大学での学びも「面白い」と思えたことなら、どれだけ時間をかけても継続できました。
何ごとも「面白さ」を見出せなければ続かない、それは当たり前のことですが「いま自分は面白いことをやっているか?」と問うことで、自分自身のバランスを取れるのではないか、仲間や協力いただいている方々に、論理的な説明以上の何かを語れるのではないかと考えます。

独創的

大学から大学院へ。浪人までして入学していながら、オリジナリティのある研究や論文を生み出すことができず、研究職への道を早々に諦めました
その時は、論文を読むことからの解放感さえあったもののやはりどこかで、「オリジナリティ」を生み出せなかったことへの「ひっかかり」を抱えていたのだと思います。
何か一つでも、新しい人の営みを作る。自分は起業を通じて十数年前のリベンジをしたいのかもしれません

おわりに

キーワード集になかった言葉にも、自分のなかに引っかかり続けているものもあります。たとえば何かを「解決する」とはどういうことか。これはフェニクシ―インキュベーションプログラムでも青臭い議論をさせてもらったものです。
キーワードをタグに自身を振り返る、非常におもしろいワークです。
明日からの講座も通して、考え続けていきたいですね。

#HUNTERCITY
#WEEK34
#戸村光


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?