人生に向き合うたった一つのやり方 及びホ。フェスの思い出【前編】
ホ。フェス、前夜祭、2days、後夜祭と行ってきました。
狂っちゃうよ!!!!!!!
完全に人生に食い込んでくるタイプの光になってしまいました。
ホ。フェスの感想を語るためには人生を語らねばならなくなったため、きのホ。を褒めまくる記事を読もうと見て下さっている方には申し訳ありません、今回はホ。フェスで至った感情を余さず書き起こし、未来の自分のために残します。きのホ。を褒める部分は少な目なので、今回ばかりはマジで読まなくていいです。
褒めだけを抜き出したツリーを作っておきました。↓
======ここからオタクの話======
先日30歳になりました。
ヤバ~笑
「人は誰しも自分だけは歳をとらないと思っているもの」という言葉をどこかで耳にしたことがあります。若き日の私は「ハ?」と思っていましたが、今になるとよく分かる。
本当にそう。分かっていたはずなのに自分がいい大人なの全然ピンと来ん。
冷静に考えると他者から見た私は、三十路で、見た目に気をつかっている気配のないモサっとした女で、家庭も持たず、同級生たちと比べると責任ある立場を逃れながら仕事をしており、実家暮らしのいわゆる子供部屋オ…………やめろーーー!!! 気付くな!!!!! 考えたら負けだ!!!!!!!
そういう日々に至ろうとしています。
この生き方をしていたらこうなると分かっていたし覚悟もしていたはずなのですが、この「いつまで冷静にならずにいられるか」という怯えが、確実に大きくなってきました。
何の話? 人生の話だッッッ!!!
※語気を強めにすることで心が折れないよう保っています
====ここからホ。フェス体験の話====
ホ。フェス。
2周年Zeppの時に告知されましたが、ゾーンBから入った身としては「ほ~ん、今年もやるんですか」という感じでした。去年もきのホ。主催でKBSホールでやったイベントということで、存在は知ってるけど、体験としてはよく知らない。
メンバーそれぞれが出演者さんを紹介する映像をやっていたのは知ってる。ファンによる装飾があったというのも知ってる。手作り感のあるフェス。
フェスか~。フェスな~。
正直に言って「きのホ。が好き」という今、きのホ。が見たいのであってそれ以外の時間はどうしても「待ち時間」という感覚があり、対バングループにいくら見応えがあってもフェスの2日間、ほとんどがきのホ。を待つ時間になるわけか~と、最初は思っていました。思い切って言うと、「きのホ。さんにはデカいグループになって欲しい」という気持ちがあるので「今年も“手作り感”で行くんですか?」という感情もあった。
フリです。
とかく一年前を見ていないので、何かしたいような気がするけど何をどれくらいした方がいいのか見当もつかず、自分は今回は受け身で見させてもらう感じにしようかなと思っていました。
踊る阿呆と見る阿呆シチュエーションで踊らないの、無理なんだよな。
成長ツウ配信の「何でもいい」という言葉に後押しされ、「やらせて下さい! ここで働かせて下さい!」となり、ギリッギリに用意しました。
人生で初めて自分の絵でシールを作りました。届くのが出発間際過ぎて新幹線の切符を払い戻して時間をズラした。フゥ~! ギリギリ~!
間に合ってないんだよな。
出演者紹介、メンバーによる曲カバーやコラボ情報のおかげでかなり一日中楽しめる気がしてきたな!
ヨッシャ行くぞ京都!!!!! 新幹線、発車3分前に乗れた!!!
一回ホテルに寄り、結界を貼る。
KBSホール着!!!!!
ダハハ! 凄すぎ
最初「フ~ン」みたくなってたの本当に心からすみませんでした。になりました。凄すぎるし良すぎる。確かにこれは仕事でやろうったって出来ることじゃない。
上に引用させて頂いた展示は私がKBSホールに入って特に最初に目にしたものから載せさせてもらっているのですが、#ポフェス装飾 本当に、もう全部良かった。
こんなことある!?!?
シール、とととさんとなべさんの凄すぎ装飾に貼らせて頂いて、心底嬉しかったです。本当に嬉しかったです。
文化祭前夜の何か起きる予感、空気感そのもので、たまらん。
一応文化祭に真剣だった側の人間なので、「あの時間にはもう二度と戻れないんだ」という喪失の感覚をずっと抱えているのですが、この日の京都KBSホールに限りなく近い時間があったな。
その辺をフラフラしていたらシールを欲しいと言って頂いたりして、めちゃめちゃ嬉しくなってしまって、そのまま特典会できのホ。のみんなに見てもらいました。完全にハイ。
みんなメンカラTシャツかわええ~~~~~~! アイドルっぺぇ~~~~~~~!
会場入って正面に美里ちゃんが見え、可愛すぎて「え!? 可愛すぎる!?」て声出た。いつも可愛いのだけどなんか本当にめっちゃ可愛かった…着こなしと髪型めっちゃ良くて……似合い……。
自分がデカくてビビる。私の身長が155cmでそんなに大きくないはずなので、ホ。さんらって本当に小柄。妖精。全人類のアイドル。
シールを見てもらい、くるちゃんが「メンバーのことをよく見てる人の絵だ」と言ってくれたのが嬉しかったです。こはるちゃんの肌の色を微妙に塗り分けてるのに気づいてもらって可笑しかったな。
オタクが勝手に好きをアウトプットしているだけなので、感想を言わせることになるのは申し訳ないなと普段は思っているのですが、持ち物を見てもらいたくて見せに行く犬になった。見てくれてありがとワン。
ホテルに荷物を置いた後、時間があったので京都御所とフレスコまで歩いてみました。
不要不急の蕎麦と思っていたものの、その後ちょうどいいタイミングでお腹を満たせて良かった。必要火急の蕎麦。あまり馴染みのない、関西っぽい味な気がした。
合流した透子さんの掲示を少し手伝わせてもらい、前夜祭は終了。
この写真はゾーンBの時のクラファンの返礼品(メンバーが撮ったインスタントカメラがまるっと手元にくるというもの)で、透子さんはこはるちゃんが撮ったその写真を100枚ずつ印刷してきて配布するということをやっていました。背・肩を痛めるくらいには重たかったとのことで…あなたという人は…本当に…。
私もありがたく頂戴しました。ヤッターーーー!!!!!きたむら、写真、大好き!!!!!
まわりに貼ってある動物のきのホ。はこむちさんのイラスト。極限のデフォルメで似ててたまらん可愛さ。
寝て起きたら、ついに初日だーーー!!!!!
開場前、再びフレスコと京都御所へ。
先日、ライブの音響不備にツイッターでバチギレてしまった関係で、音響不備が出ないよう祈ったんですけど、初日出てましたね。オタクに出来るのはこの程度。関係者が縁切り神社に行け。
ホ。フェスだァ~~~~~~~~~~~!!!!!!
一発目のきのホ。のステージ。なんか全部スタート曲!!
『開幕自分宣言』が最後に来るの面白いなと思っていたら、「ホ。フェス2024開幕します!」と5人で宣誓。このフェス全体をセトリとした時のトッパーという感じで、楽しい~!
そして早速2本のうちの1本、ペンラが死ぬ。儚い。
愛はズボーン なんで頭から見てなかったのかよく思い出せない…見たいと思ってたはずなんですが…えっもしかしてたい焼き食べに行ってた? さっきおはぎ二個食べたのに?
後半から見てましたが楽しかった~~~めちゃ…バンド…バンドマン的なカッコつけが気持ち良…っ。アイドルは可愛いのが仕事なように、バンドマンはカッコつけるのが職業として成立してるんだなと感覚で理解しました。
そう思った直後くらいに「きのホ。のリハを見ていて、アイドルとバンドの違いを感じた。アイドルはみんなが一生懸命で、みんなで良いものを作ろうとしてる。自分たちバンドマンはカッコつける生き物だからグループ内でもカッコつけちゃう」というような内容のトークがあり、楽しっ…となった。アイドルが良いという話では全くなく、バンドにはバンドのカッコつけの美学ってのがあるんだろうな。
今ツイッターに上がってる動画見ながら楽しそうすぎてなんで最初から見てないんだ?となってるんですが、この時の自分と今の自分で、もう全然ステージに対するモチベが違うんだろうなという気がする。クゥ~~~!
いつかボンボンズボボン言わせて下さい。
この顔ハメパネルやほぼ等身大メンバーパネル、有志ファンによる装飾だとは思わんよね…。
展示などを眺めたりランチェキを買ったりしながらフラフラし、流れで豆柴の大群都内某所a.k.a MONSTERIDOLさんへ。
見たことある名前が二つ入ってる上にWACKで水曜日のダウンタウン内企画で出来たアイドル、と断片的に聞いていた情報がMCによってやっと理解出来た。そうだったのか。メンカライエローの方の歌が良かったです。
調べるか。うわっ、アー写、良! レオナエンパイアさんね。
(ドキュメンタリを見ている人とそうでない人でやはりステージの刺さり方が違う感じがあり、しかしアイドルってルール無用の総合格闘技であって、パフォーマンスに文脈を乗せるのはむしろアイドルとしての正攻法なので、フーン…面白いじゃん…となっています。)
ONIGAWARA ここで完全に流れが変わった。
ちょっと楽しすぎるな…………。
全然予習してなかったのに、全曲めちゃくちゃ楽しくて盛り上がれて、見終わった時に「何だ今の体験…?!」となってました。め、めっちゃ楽しい~~~~~!
私、きのホ。にかなりこの要素を取り込んで欲しいかもしれない。真似できるものなのか全然分からんが…最初から最後まで多幸感があって楽しい時間…。
コラボ目当てでいましたが、コラボ無くてもきっと大満足だった。凄かった。
コラボはミコちゃんを見る係をやった。キャーーーーーーーーーー!!!!!! 制服だーーーーーーーーーーーーーー!!!!!
ミコちゃんがきのホ。以外の曲をやるのってそういえば見たこと無………
待って可愛すぎる。
ヤバイ! マズイ! ”恋” なる!!!
いつも教室の窓際の席で文庫本を読んでいる同級生の御守ミコさんが文化祭で意外にも踊る流れになったのを目撃した時の感情になっちゃう!!!!!!! なっちゃった!!!!!!!!
あと制服の着こなしがタイと膝隠れスカート丈なの大解釈一致すぎておかしくなっちゃうよ!!!!
時折視界の脇でこはるちゃん特有のキレを感じられて良かったです。ちょうどくるちゃんが見えない位置だったのよな~。
ONIGAWARA、ぐぐるとアー写が全部良い。いいな。
よ~し、トークショー行くか!
…………(時計を見る)(タイテを見る)
・・・・・・
えっ 美里ちゃん回、終わってない???
素で時間を間違えてました。嘘でしょ?
・・・・・・私の世界線のホ。フェスに吉田豪さんは来てない。
次行くぞ!
LOVE LOVE LOVE 良かった…。深みのある声量に圧倒されてしまった。眼鏡のおじさんたちがめちゃくちゃ歌が上手くて楽器が上手いのってズルい。かなりこれになりたい。楽器始めるか…(やれません)
「こんな…こんな狭いとこで最高をやるな!」と思いつつ、この近さだからこそ良いみたいなところあるんだろな。
「“きのホ”じゃなくてきのポなんです…ホフェスだとちょっと…」と笑いにしつつ言えるこはるちゃん、あまりにもこはるちゃん。面白さの根幹って優しさだから…そして優しさって強さだから…。
動画もいいけど、その場で聴いていた時の全身が声に包まれる感じすごく心地よかった。
ここで一旦力尽きる。今タイテ表見ながら「ハ?」って思ってる。
TOMOVSKY…DJやつい…セクマシ前半…バカ…ッ…! 今なら分かる、絶対楽しい。『我に返るスキマを埋めろ』ってたぶん私に必要な曲なので。
今度があったら見逃さないが、あるかなぁ…どうかなぁ…。
らねちゃんの2代目カレピ(カレーピザ)とハムハムタコスを食べつつ地下スペースで休憩。ステージを見逃しているがここでグダつく時間もなんか尊かった。
きのホ。日誌ファイル、見させてもらった。ありがたすぎ。美里ちゃんが優等生から解放されていく様子とか、らねちゃんが癖のあるオタクから魂になっていく様子とか、一貫したこはるちゃんの誠実さとか、ペースの変わらないくるちゃんとか、遠征で食べ物の話しかしてないミコちゃんなどが見られて良かったです。
セックスマシーン
上の階に戻ったら『サルでもわかるラブソング』が聴こえてワーイ!となって見に行ったのですが、ラストの方の曲でボーカルの人がステージを降り、走り、後ろの方で眺めていた私の横を走り抜け、振り返ると出口に向かっており、音響スタッフっぽい人たちがコードを持って追いかけ、明らかにその数人では足りない長さのコードが引きずられているのを近くにいた観客が拾いながら走り、私の目の前でもコードがたわむので、持って走った。歌えと煽られていたのでWOWWOW歌いながら走った。なんだこれは。
コードを持って走って外に出たら(外まで出ちゃう!?)朝は曇っていた空が晴れていて、ステージの方の暗さと暑さから外の眩しさと涼しさにあてられて、思わず笑ってしまった。清々しすぎ!
マイクが通っているのでステージの方で本人不在のまま声は響いていたらしく、追いかけた人も留まった人もなんか「ウワー!」となっていたようで。
また場内にWOWWOW歌いながら(入り口でリストバンドを掲げつつ)走って戻って、ステージ下で、客席中央、観客が距離をとりながら取り囲んで輪になって見守る。
「バンドマンのボーカルなんて孤独だ。こんなに距離を置かれてる。けど、バンドマンがリフトされる日だってあるよな!?」
取り囲んでいた人たちが一斉に走っていってその体を持ち上げる。
美しすぎ。泣いちゃうかと思った。
『君を失ってWow』って曲だった。良い。
ムーディ勝山
ムーディ勝山!? なんで!?
と思っていましたがすごい良い時間だった。笑わせてもらった。「どこで見たことありますか?」に「レッドカーペット!」って言った。見てたんだよ実際、小学生とか中学生の時に! 意外と変わらないねぇ! 元気してた!?
弟子のムーディくる山さん、白のお衣装と黒のリボンタイが可愛くてびっくりしちゃった。
「右から 右から来たものを くるちゃんは くるちゃんは
受け流さない~~~~~~~~~~~!」
歌うっまぁ~~~笑 歌上手すぎて笑っちゃうのズルだよ。それはムーディもか。
良かったなぁ、楽しかったなぁと思ってたら、終演後隣にいた数さんが泣いてて良かった。歌詞のアレンジ、確かに愛だったから…。
ムーディ勝山、ジョイマンとよくいるそうなので今度はジョイマンに来てもらおう。
片桐仁さん とヨーロッパ企画佐子さんときのホ。の5人でトーク。
のんびり見ました。ムンクかつんくかクイズ、何?(難しかったです)
リーディングドラマ楽しかったな。ゾーンBは真顔がほとんどだったミコちゃんがニコニコ演技してるの良かった。らねちゃんももうノリノリだな。こはるちゃんのツッコミ、全てを成立させる。私は美里ちゃんには結構演技をやってほしい。(またくるちゃんが見えない位置にいる。)
そしてやっぱり片桐さんの台詞が入った瞬間「世界」が来てウォッとなった。演技の話もっと聞きたかったな~!
ガガガSP
アッツ!!!!!音デッケ!!!!!脳ドバドバになる~~~~!!!
前方でモッシュが起こっており、いい歳したおじさんたちが、すみませんどう見てもおじさんの割合が多い、が、揉みくちゃになって手を上げて、一緒に声を張り上げて歌っているのを見たら、『卒業』の曲のパワーも相まって、かなり涙腺に来た。
ここにいる人たちはみんな、普段オジサンということにされながら、案外十代や二十代と変わらない魂で生きているらしい人たちで、そんな人たちのちゃんと眩しい景色を目にしたら胸が熱くなってしまった。この世に実は大人なんてものはいないのかもしれず、被っている皮だけがヨレヨレになりながら一人ひとりに命が放つ輝きがあり、それは青春を過ぎても一つも終わったりはしてなくて、普段しまわれてることはあってもこうやって取り出して持ち寄れるものなんだと思ったりもしました。それって、今の自分にはかなり希望です。やっと冒頭の謎カミングアウトが活きてきたな。
神聖かまってちゃんに対抗してめちゃくちゃなステージをやったら「ああはなりたくない」と言われたという、最前客に水を吹きかけるタイプのバンドなので、どう考えてもこのフェスが無かったら私が生でこの音楽を聴く機会って絶対になかったと思うのですが、見れて良かった。
この辺り、裏でやっていたNUANCEも…川井わかさんを一度ちゃんと見たかった。同じくグデイも。対バンいつかやるよね。
このフェスってもしかして一つも見逃したらいけないやつだったのではとこの時らへんに気づいてしまう。遅。
fishbowl
前に見たのは新宿Loftのエクストロメで、半年ぶりくらい…?
その時は久松由依さんのパフォーマンスが好きだな~と思っていたのだけど、この日は3人体制。衣装かわいい。
パフォーマンス見たら「新間いずみさんしか見えない」になってしまった。えっ 良。声も良いし、抑えた色っぽさのあるパフォーマンスがめちゃくちゃツボ。前田敦子がアイドルの入り口だった人間なので、私はアイドルの抑えた色っぽさのあるパフォーマンスが好き。誰にも侵害されないところにあって美しいので。
「前に見た時は生歌が頼りなかった感じがあったけど今日見たらめっちゃ良くなってた」と言われていて「そうなのか…」となった。曲が良くて歌が上手くなっちゃたらまた強くなっちゃうじゃん…。『熱波』好き。『九天』かっこいいな…。
眉村ちあきさん
その衣装は! 客席でめちゃめちゃ跳ねていた人! 眉村さんだったのか…。
お噂はかねがね…という感じで楽しみにしていて、めちゃ…良かった。
多幸感の密度がミチミチになる感じ。
『顔面ファラウェイ』の「優しい嘘ならありがとう」って歌詞を聞いた瞬間もう心を委ねた。その感性の人を疑うのって悪だから。
トークの「(ガガガSPの時)モッシュ起きてたね~ゆっくりのモッシュだったね~」で、いじりつつ同じ愛しさを感じてたかもしれなくてニッコリした。
嬉しいよね、こういう人がいるっていうことそれ自体がさ。
NaNoMoRaL
見られたのは3回目とかなのかな。今までで一番のNaNoMoRaLだった。
眉村さんからトリのきのホ。に繋ぐラインで、これまで見た柔らかい部分だけでない、パワー出力が上がっている感じの…『人間やるのやめた』で痺れてしまった。未來ちゃんとパセリちゃんが向き合って声張るシーン、あまりにもカッコよくて美しかった。この二人が一緒に音楽をやってる奇跡、素人でもさすがに感じた。
「僕の夢が終わるまでに君は
新しい歌 覚えてよ
時間をかけて忘れちゃったんだから
その責任を果たしてね 全部」
この歌詞凄すぎる。
終わって欲しくないよぉ!!!!
きのホ。!!!!!
良すぎたことしか覚えてないな。
渋滞で中央に脚立がきて、そこに楽し気に登るくるちゃんミコちゃんって珍しい感じがあって脳がバグった。一緒に歌う巻き込まれる声量が見る度に大きくなっていく。
爛漫で肩に手を置かれて「しゃがんだ方がいい!?」ってしゃがんで振り返ったらポテトさんがリフトされてて笑った。支えられなくてすみません。
と、その日の私が言っているのですが正直記憶がかなり曖昧。ただ美里ちゃんの目がめちゃめちゃ強かったのだけはかろうじて思い出せて、この曲のパフォーマンスがこれまでで一番好きまである。
AKBのオタクをやっていた頃私が好きだったのは『River』及び『Beginner』であり、彼女たちのパフォーマンスに何を期待していたかといえば覇気のこもった眼光と不屈の魂だったので、『シンドローム』、ちょっと嬉しすぎる。癒すでも救うでも盛り上げるでもない、“戦える”曲だ。
この日の少し前に透子さんと透子さんのフォロワーさんたちと会うようになって話していたのですが(↑の方の写真で一緒に写っている方々 こむちさんとかずさん)(私はこの日このお二人の背中から音楽に乗る作法と楽しさというものを覚えた)、くるちゃんのパート「昨日の星」が、
これ過ぎて、顔を見合わせて「新曲卍解してましたよね!?」になったの笑い死ぬかと思った。あのくるちゃんありえんカッコいいよ。てかこの曲全員カッコいいよ。
らねちゃんのマイクが音が出なくなった時、私の見える範囲ではくるちゃんがマイクを差し出していて、曲終わりにらねちゃんと美里ちゃんが話すところが見えたのでそこ関連かなと見ていて、他のところからミコちゃんもフォローに入ろうとしてたと聞き、写真↓によるとこはるちゃんもフォローしようとしており、なんか……音響不備なんて絶対無い方がいいに決まってるけど、ぐっときてしまった。音響不備は無い方がいいです。
きのホ。さんらの関係性、最近少し変わったような気がしています。これまではそれぞれに背中を預け合って全方位を見ているイメージ(以前「5本の柱のよう」と書いた気がする)だったのが、最近同じ方向に体を向けて走っているような感じが強くなってる。5本の矢を束ねたみたいな。
…居場所を守るための姿勢から、足場が固まって踏み出す、攻めに転じる姿勢のような。ただただイメージの話なんですけど。そんな感じがしています。
終わってから合流したホ。トモダチたち、
美里ちゃんのオタク「スーパー美里ちゃんタイムありましたよね?」
他のオタク「いやちょっと分かんなかったな」
私「結構長めにありましたよね!? 見えてないことあります!?」
くるちゃんのオタク「らねくるイチャイチャタイムありましたよね?」
他のオタクと私「いやちょっと分かんなかったな」
らねちゃんのオタク「らねちゃん歌い出しでしたね!?」
他のオタクと私「ちょっと分からないな…」
箱推しな人が多い印象の現場でも、みんな本当に推ししか見えてなくて面白かった。初回は俯瞰して見るの無理なんだな。
良かった。本当に。これが音楽フェスってことですか。
そしてここに連れてきてくれたきのホ。ありがとうだし、これだけの音楽たちを浴びてもやっぱりあなたたちの出番が一番嬉しくて、圧倒されてしまった。
好きになれてよかった……。
しかしまだ一日目なのである!!!!
そして私は初めてファン打ち上げに参加させてもらったのですが、
楽しすぎる…………。
ここまでに至る経緯から、私はオタクのことを苦手としていたので(十代にAKBのオタクになって掲示板などを見ていたためです)、ずっと交流を避けていたのですが、きのホ。の現場って暖かいので…仲良くさせて頂きたいですになりました。皆さま優しくして頂き本当にありがとうございました!!!!! 本当に!!!!
本来の私は人間がかなり好きなので、早々に図々しくさせて頂きました。たくさん話して、笑って、教えてもらって、与えられて、きのホ。を好きな人たちのこともめちゃ好きになれる一日でした。
お店で『emo衛門』が流れるとコールしちゃうし、『DANGER!』が流れると踊っちゃって誰も会話出来なくなるの面白かったな。
======= 一日目、完 ========
長くなり過ぎたので後編に続きます。
↓後編 ※まだ書いてる
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