人生に向き合うたった一つのやり方 及びホ。フェスの思い出【後編】
ホ。フェス二日目だァ~~~~~~~~~~~~~~~~~~!!!!!!!!
↓前編
前日に動きまくった結果、タートルネックのセーターでは“汗”になることが分かったので、ヒートテックのインナーとTシャツで行くことにしました。
………さすがにちょっと寒いな。
ちょうどいいところにフーディーが売ってあったので購入。厚手なのが良い。おかげで快適でした。
小花衣こはるさん トッパー!
ベチョベチョに泣いちゃったよ。マスクがもうべちょべちょ。早いよ。このマスク一日使うんだよ。
私は「音楽」というものへの感度が残念ながら非常に低く、普段音楽を聴いても泣くことはほとんどありません。それは漫画を読んだことが無い人が漫画を見てもどのコマから読んだらいいかとか、セリフをどのキャラが話しているかとかが直感的に分からないみたいに、音楽そのものからそれ自体の面白さを受け取れないような感覚です。
それでも、この時「絶対前で見た方がいいよ」と話して行ってもらったこはるちゃん推しの友人の頭が見えて、それ越しにこはるちゃんの語りを聞いて、そこから歌を聴いたらどっと感情が揺れてしまった。
その私の友人は私にとってとても大切な人なつもりで私はいるけど、彼女が本当に苦しい時に私はいつもいないし、傍に行ってあげるようなこともきっとなく、それは私が決定的に冷たい人間であるからで、かつて一生親友でいようと約束した友人にすら怒りのあまり自分をも縛るような呪詛を吐くような筋金入りで、その日から永遠を信じられるような関係というものを失い、以来、死に向かう人間に寄り添うことが私にはどうしても出来ないから、こはるちゃんの歌が彼女のそばにあることを、私は本当にありがたいと思っている。
こんなんここに書くのはズルだけど、私はあなたが、何気なくだったのかもしれないけど私を含む友人グループを「親友」と言ってくれた時に一つの呪いがほどけるくらいに嬉しかったし、こっから先50年死ぬまで遊んでいられたらいいなと思っているけど、自分本位で心が無い人間なりに、一緒にいて無理させるくらいなら(私たちってバンド組んだら3日で解散するくらいには本当は相性が合ってないしそれくらいなら)離れた方がいいと今は思えるほどにはあなたに健やかであってほしくて、だからこの友だちに寄り添おうと在るこはるちゃんに、私は心から感謝している。
こはるちゃんのこと、私自身としても大好きだけど、友人の大切な人として、恩人として、本当に幸せになって欲しいと思っています。
歌を聴きながらそんなふうに思うのを押し留められなくて、泣いちゃった。何より、こはるちゃんの歌声って、固くなった心の隙間に流れ込んでくるみたい。
私には音楽は分からないけど、こはるちゃんと、こはるちゃんを好きな人の文脈は分かる。その文脈で、やっと私は音楽が本来持つ世界と繋がれる。あなたたちが私に音楽へとアクセスするパスを渡してくれる。
涙が出るくらいに。
楽しいことをたくさんしようね。
その後の補足(24/05/24)
めちゃくちゃ反省しました。対話してくれてありがとう。
勝手に窮し、捻じれ、今はそれをそれとして眺められるようにはなり、歪みを見つめ、その後もまだこねくり回してはいるのですが。
大切な人たちのそばにいたいし力になりたいし、どうしたらそうあれるか考え続けたいにきまってらぁな。
この記事のことはその時あった感情として公開したままでいいと言ってもらったのもあり、過去の個人的すぎた部分は削り、書いてしまったからにはほとんどを残すことにしました。ちょっと怖いが。自分で読んでてももうかなりキツイ。
それでもこの日この時間の光のこぼれる景色が、それでも忘れられない一つのシーンになっていくんだろうなという気がします。
~補足終わり~
ハンサムケンヤバンド
このマスク一日使うんだよ。やめてくれよ「アイドルでだけ音楽が分かる」っていう文脈が成り立たなくなっからよ。
こはるちゃんの歌で心がふやけてしまいノーガードで受け、嗚咽レベルの号泣で自分でもちょっと引いた。
あまりにも3人が楽しそうに、今この時間にこのステージをやれる幸せを噛み締めながら全身で喜びを表出していて、私はこの人たちの文脈をうっすらとしかほとんど知らないのに、若き日の、原初の姿が立ち上って見えてくるようだった。あまりにも眩しい。何かしらのクライマックスシーンだった。
私が音楽でそれほど揺さぶられないのは元々の感性の鈍さもあるし、日常をやる中で退屈に慣れ、ツラの皮は厚く、心は凪を保つために何にも期待しないようになっていっているからで、それは寂しいけどとても生きやすく楽なのでまあいいかと、それが歳をとってタフになっていくということなんだろうと思って生活をやっているんですが、ハンサムケンヤの曲ってたぶん、若者というよりはこういう大人、本当はそうなりたくない大人の方に響くんだろうなという感じがあり、言うてこれまであんまり刺さってなかったんですけど、今回生の爆音で、力強く届けられてみると、すごくすごく良かった。
ドラマーとしてのポテトさん。良かったね……本当に……。
私は運営とオタクは構造的に対立するものだと思っているので、あんまりプロデューサーという立場の人に心を許しすぎないようにしようと心掛けているのですが、こんなん見せられてしまったらな…。
凄い人だ。全然今後とも運営の文句とかは言うと思うんですけど、どうしたって信頼してしまう。
ケンヤさん、ポテトさん、シチロさん 素晴らしかった。
まだ午前だったのヤバすぎる。
カイジューバイミー
真面目に見たら好きになっちゃうのであまり真面目に見ないようにしている。勢いで3/16の名古屋ツーマンのチケットとってしまってるけど、全然斜めから見てる。
リハから熱かった。うううカッコいい……!
たまらんバランスの4人ですよね…熱くて綺麗で…私は無人島カルテットが本当に好きで…。カイジューバイミーさんのパフォーマンスを見てる時って「忘我」の時間が発生するのですごい。
見る順番が違ってたらここのオタクになっててもおかしくなかったなと思っています。ずっときのホ。の近くにいてほしい。見たいから。
おすすめタイムラインで「残像だよ」とミーアマンが流れてきており、危険。そういうの知っちゃうと危ないからホント。
浪漫革命
先日下北沢SHELTERで見て良くて、見られて嬉しい~あの小さいステージからこんな広いとこまでやれるのかよ~!
私は日本語ラップの「ちょっとしっくりこない変な感じ」がやや苦手なのですが、美里ちゃんのは聴けるんですよね…Xで動画アップしてた時に「…私でも聴ける!!!」ってなって嬉しかったので生で聴けて嬉しい。
美里ちゃんのバランス感覚の良さって、全体を見て調整するタイプのバランサーというよりは、平均台をダッシュで走るとか(※例え)、90度以上揺れてるのに倒れないやじろべえみたいな(※例え)、パワー型のバランサーっぽいなと思っていて、その勘の良さみたいなものを感じやすいのでラップもっと聴きたいまである。
美里ちゃんって人生で「勘がいい」って褒められたこと多くない? どう?
こはるちゃんのコラボがあるものの、前日美里ちゃんを見逃したダメージがまあまあデカかったので後ろ髪引かれつつ移動。『月9』見たかった~!(やってない)
ヤジマX
衝撃的だったな。
びっくりした。ドラムってそんなに強く叩いていいんだ。破けちゃうんじゃないかと思うくらいの強さで、体を揺らすほどの音を浴びながら夢中で聴き入ってしまった。凄い。
コラボ目当てで見に行ったわけですが、結果、この日一等わやわやになってました。終わった時にCD持って帰りたいと思った。
物販は流れで行けなかったのだけど、帰ってから買って入れた。
『ライブハウスで会いましょう』
こういう音楽、こういう「生の音楽」。苦手だったな。昔は。
高校生の頃、漫才が好きな友だちにライブに誘われた時に「生のコンテンツが苦手で…」と断ったことがあります。
その頃までの私の好むコンテンツは絵や映像や出版された物語だったので、揺らぐもの、完成していないものがあるとそこが気になって楽しめないと、当時本気で思っていました。「ライブ感」そのものがダメでした。そう話した時のその友だちの、信じられないものを見るような目が今も忘れられない。
それを引っくり返したのが“アイドルという存在です。(AKB48。AKBって最悪だったけど私の中ではやっぱり大事な光の欠片です。)
私の十代の音楽はボカロとAKB48とスピッツのアルバム『RECYCLE』で出来ており(RECYCLE騒動など全然知らないまま、母が買ってきたCDをずっと聴いてた)、生の音楽を好きな人間からするとたぶんカスなのですが、それでも確かに青春だったので。
いや『ポニーテールとシュシュ』真面目に聴いたことあるのかよ。ポニシュで泣ける人間としか真に分かり合えることはないよ実際。
というわけなのでこういう音楽が、ライブが、自分に刺さることはないと思っていました。ちょっと悔しくもある。
ここまでに書いてきたように私はそれなりに歳を食い、大体いつも愛想をつかされる側の人間で、青春の苦悩を抜けたら達観していられるということもなく、大人には大人のせせこましく陰鬱で惨めな悩みがあり、人生のハードルは上がるし友だちは減る。2000万円の老後だって正直めっちゃ気にしてるしNISAとか始めた方がいいんだろうなって8年くらい思ってる。
根明だって人生に不安になる夜くらい、あるよ!!!!!
(きのホ。ときのホ。のオタクとシンパシーが無いのがバレたくなくて言い出せずにいたのですが、私は正真正銘の根が明るい人間)
さすがの自分でもそんな寂しさを抱え出すようになってきた昨今、繰り返されるこの歌詞に、一緒にウォウウォ言っている自分の声に「こうすればいいのかぁ」とストンと腹落ちする感覚がありました。
いつか親を見送り、きょうだいもいないし結婚もしないし、自分の心の無さで友だちが一人もいなくなって本当の意味で一人ぼっちになる可能性が私には全然普通にあるわけだけど、もしそんなふうになったらこうすればいい。
老人ホームにライブハウスを併設しよう
さみしい人間全員でそこに入ろうね!
ふざけてるみたくなったけど本気で気持ちが楽になった。ライブハウスで会いましょう。約束して(圧)。この記事のタイトルはこの曲から。
コラボもよかった。隣でおちびさんが踊っており、見たいダンスが3ヵ所になってしまった。
二丁目の魁カミングアウト
2022年のTIFで見て以来、また見られたらと思ってたのがやっと見られた。やっぱり歌が上手い。ミキティ本物さん、歌が上手すぎる…。
アイドルグループを見ていれば「推すとしたら誰だろう…」と思いながら見るもんですが、4人全員にありえそうがあり、強かったです。
終盤から入ってみたので後方からで、パフォーマンスが良いのはもちろんという感じだったのだけど、ファンの熱さがとても良かった。「祈り」がある。それこそこの人たちの前で男とか女とか語るのって無意味だけど、男性もペンラを振っている姿とか、女性が手をかざしてケチャを送る姿とか、その空間込みで、良かったな。
おとぎ話、こはるちゃんの弾き語りが良くて見たかったけどここまで飲まず食わずだったのでご飯へ。らねちゃんのカレーめっちゃ美味しかったな…辛すぎずナスが入ってるのが良い。常時食べたい。
フラフラしてたら美里ちゃんの手売りに立ち会えてワー!となった。
くぴぽ
ミコちゃんのおすすめ曲で『私が星座になる前に』から動けなくなった身。『絶対、結婚しような!』も流れで聴いて好き。
めちゃ埋まってて全然見えない! しゃがむ文化、好き! ちょっと見えた。曲が良い…見えないけども曲が良いからいいか…とか思ってたらウワー!!!
客席側に降り…降りるっていうかどつかれながら出来た通路で踊ってくれて、信じられん近さで見られた。伝わりますか、この多幸感が。信じられん距離で放てるケチャの喜びが。
ミコちゃんの言っていた「夢のようなコラボ」…いつ来るんだ? ステージ終わっちゃわない?と見ていたら、ミコちゃん!(見えない)
良かったね……………!(オタク・スマイル)
さすがにクタクタになってしまい、奥の椅子スペースで休憩。
基本真面目なので踊れと言われれば踊り、歌えと言われれば歌い、盛り上がれと言われれば盛り上がり、特に何も言われなくても手を上げていたので、学生時代真面目だった人間ほどフェスで盛り上がるの得意かも。授業で手を上げられる人間はフェスでも手を上げられる。それはそう。
あとこの二日間で覚えたんですけど、立ちっぱなしより踊っている方が足はラク! 止まるな! 踊れ~~~~~~~~~!!!
そういえばきのホ。のライブに行くようになってすぐの頃、私はジャンプが出来ませんでした。あんまり跳ぶと着地した時、よろめく。普段の生活でジャンプするってこと、そう無いから。
『渋滞』で跳ねた翌日はふくらはぎらへんが筋肉痛になっていたものですが、最近はもうなりません。踏みしめてる。
なんかすごい音楽が聴こえる気がする!とステージの方へ行ってみたものの、身体が限界過ぎて後ろも後ろで、気絶。
アルカラ
なんかすごい音楽が聴こえる気がする!と意識を取り戻す。
ここまで見てきた凄さと明らかに別種の凄みがあったんだけどどう言語化したらいいのか分からない。「絶対に音源じゃない音源」というか、一個も音程や声量が外れたり飛んで行ったりしない正確さがある上でライブ感ある音楽がホール全体を掌握している感じ。
すごすぎる。絶対にタンバリンを首に巻いてる人の歌唱じゃない。「これを歌える人がタンバリンを首に巻いてるわけがない」と脳が全く情報を承認してくれない。MCで「ロック界の貴公子」とおっしゃってたのは「まさにそんな感じだ…」となったのでなおさら「歌が凄すぎる…ほなタンバリンがあるわけないなぁ(ある)」となってました。
加速するラブズ
ここで休まないと終わりまで休めないから…と椅子に向かったのですがリハで『はじめてのダンスは君と』が聴こえてきて、こはるちゃんのカバーで聴いて良くて聴きたかったからエーン!となりながら「ちょっとヤバいかも」を訴える足腰膝を黙らせて見に行った。本番ではやりませんでしたが!
なんというかこの3人の空気感というか、真に良い意味での高校生バンドがそのまま年月を重ねたみたいな雰囲気があって…良かったです。時間がきらめき出す感じ。高校の文化祭で軽音部のライブを見に行った時に感じた、あなたたちそんな楽器とか歌とか出来ちゃって空気とかきらめかせられちゃうわけ?みたいなときめきがあった。トークの時間までエモかった。
音楽が良かったはずなのですが、どこか別のところに連れて行かれたような光る景色の方が心に残ってます。それってたぶん音楽が良かったということだと思うんですけど。
POLYSICS
キマる~~~~~~!! 電子音しか勝たん!!!!!
踊れ~~~~~~~~!!!!!!
ピコピコサウンドでしかノれない細胞ってある。こういう音楽のライブ感ってどう出すんだろうと思ってたけど、ライブ感しかなかったな。
マイク二本で肉声と加工入ったボイスを使い分け、DJみたいになんか箱の…ちょっと分からないんですけど、つまみでギュインギュインになるやつ。楽しっ!!!
この日のバンド、見てきた中で音楽の種類が競合してるグループが無いのムチャクチャすぎる。
メンカラつなぎにバイザーのきのホ。さんら、良すぎる。ダバダバした。
モーモールルギャバン
なんなんだあのマイクの高さは。(ヤジマXの時の記憶を失っている)
~中盤~ そういうことか。
ホ。フェスが終わってからずっと『サイケな恋人』『7秒』を聴きまくってる。
本当に本当に良かったな。
『サイケな恋人』、配信で美里ちゃんのパンティーコールを普通に照れながら聴いていたのですが(淑女なので)、曲来た時ヤッターーー!となって叫んだ。
パンティー吠えれる淑女にバージョンが上がった。誰にも負けない。遠吠えもやれる。
男性も女性も老いも若きも古参も新規もバンド好きもアイドル好きも跳ねて歌うこんな光景があるんだと知ったら、何も悲観することはないんだと思える。
音が気持ちよすぎる。
こんな音楽をやっておいてさ、最近まで活動してなかったって、取り残された人たちはどれほど寂しかったろうと私だって思うよ。考えただけで胸が千切れそう。ちゃんと謝っておいた方がいいよ、ほんとに。
パンツ一丁の人から大トリをアイドルに繋ぐのハチャメチャだよ。
きのホ。全員成人してて安心した!!!!!!!!!!!!!!!
ポフェス来てくれてありがとうございました!!!!!!!!!!
ライブハウス見に行っちゃうかもな。
終わんないで欲しいけどずっと見たかった!
きのホ。!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
散開していた友人の皆さんと集合。この辺みんなもう個々に踊り狂ってたの面白い。(と思ってたらこむちさんだけは前線から帰ってこなかった。楽しみすぎ。)
2days跳ね回った結果、“暴れ”が止まなくなっており、どう考えても普段品行方正なきのホ。のフロア前方に行ける気がせず、後ろへ。
「
ここにいずれ公式にアップされる映像のリンクが貼られる
」
案の定一生跳ね、ペンラを掲げ、全身でケチャし、踊る人となった。途中でポーチと上着も捨てた。
後列で全体が見えるのって、前で見るのと違う良さがある。
『シンドローム』やっぱりカッコ良すぎる…。腕でボックス作る振付のところが異様に好き。
私は『リビングデッド』でこはるちゃんと美里ちゃんが対のポジションで踊るパート(MIXが発生するところ)で爆アガりしてしまうからこの新曲でも爆アガりしたし、『桃源京』で美里ちゃんかららねちゃんでパートを渡すところ(「どこかに影があり」から「混ざり合う瞬間を」)を永遠にしたいくらい好きだからこの新曲でも永遠になるところだった。
この曲だけでも続けて5回くらい見たいよ。キツイか…じゃあ合間にリビングデッドを挟んでもいいです。
私は「らねくる美里ミコこはる!ウーオイ!」を叫んでる時に一番幸福を感じる。常に言いたいよ、ステージ前やアンコールや日常の中で。
『DANGER!』の「私にとってあなたがそうだよ」の指の先にオレンジペンラがないの無理なので、入れる時は自分が入りに行ってしまうのですが、これを正面で受けるたびに“終わった………”となるのでこの日も終わりました。
ここ聴く度に好きになってしまう感じがある。
私が初めてきのホ。を見たのが離れた場所からだったのもあって、私は遠くから見る美里ちゃんが好きです。美里ちゃんって私にとってかなり星だから。
あまりにも一瞬に感じてアンコールの手拍子しながらも内心「……? まだ3曲しかやってないのに?」と思っていた。(8曲やってる)
そしてもう告知の圧がすごすぎてだいぶ記憶が弾き出された。
ヤッターーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!(よく分かってない)
ヤッターーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!(よく分かってない)
まず1個目の方。
きのホ。になんか伝統的な和っぽいスポットでパフォーマンスして欲しいって思ってたから…嬉しい…! 歌い舞う人たちの原初の在り方ってどれほど分岐したって最初は同じところを起点にしていると思うので、歌舞練場…そこにアイドルが立つ景色ってとてもアツイ。
そして今の『アイドル』というジャンル・コンテンツ・界隈って、最近ではメジャーでもそうでなくても暗いニュースが続いていて、かつては『アイドル戦国時代』なんて呼ばれた時代もあった気がするけど今はほぼ焼け野原の焦土と化しており(職場で今年「フルーツジッパーが跳ねたっぽくて」と言ってもみんな「?」って感じだし)、ジャンル全体が沈んでいる中で、アイドルグループが「売れる」には、つまり“コンビニで曲がかかってて誰もが「あ、あの人たちの曲だ」ってなる”ような次のグループってもう、あるとしたら、アイドルというジャンルごと背負って旗頭になるようなことでもないと無理だろうなとも思っており、まあ難しすぎると思いつつそんなことを考えていたところにこんな発表をされてしまうと……しかも京都市をバックにつけてとか……。
……アイドルフェスの主催、良いと思います。
2個目の方。
ツアー! 行ったら一日に2回見られるタイプのツアー!
当たり前のように「行けるかな…」と考えている自分がいることにびっくりしました。私は本来、遠征をしない人間で、これまでなら「東京は行けるな! 楽しみ~!」の反応になるはずだったのに…。クゥ~~~~~~~~……行けるもんなのか自分………見たいに決まってるが………!
脳がパツパツになってる状態で見るパフォーマンス、たまらんな。記憶はちょっと無いんですけど。
そして最後に。
暗くなったステージに映される映像。
出口に向かう背中に掛けられる「戻ってこい!!!!!」の声 ←めちゃくちゃ良い
流れる映像 アニメ化の文字
大はしゃぎしてすみませんでした。
温かい拍手どころでない喜び方をしている集団になってしまった。スクラム組むな。すみません、スクラムを組んでしまいました。ちょっと嬉しすぎてェ……
言い訳をさせてもらうと、そこにいた人たちは皆、「きのホ。がアニメにならないかな~!」とことあるごとに言ってきた人たちで、前日にはきのホ。がBLEACHだったらという話題(?)で盛り上がっていたくらいなので、「現実だァ~~~~~~~~~~~~!?!?!」というはしゃぎがあったんですよね。
その場にいた人たちでポテトさんに向かって「ポテト!ポテト!」コールが起こったのも良かった。こればかりは認めるしかない、アンタが最高!!! 敏腕プロデューサー!!!
きのホ。って凄すぎるかもしれん…。
文化祭終わりそのものといったテキパキ行われる撤収作業を見送りつつ退散。ほぼ等身大パネルが持ち帰られていく様子、味わいがあって良かった。
ヘロッヘロになりながらガストでご飯を食べ、(疲れすぎていつもは即決できる注文がいつまでたっても決められず、「らねちゃんのカレーが食べたいよ~!」と駄々をこねて困らせた)、めちゃめちゃ笑い、幸せな二日間を終えました。これまでの人生でも光のような一日ってあるけど、それが二日間続くことってあんまりなかった気がするな。
なんと4日目がある
お疲れ様の会
主催だったきのホさんらはホ。フェスの二日間特典会がなく、前夜祭とこの日に特典会でした。「今日が終わっちゃった…けど明日も楽しみ!」が三日続いたというワケ。日常に戻れるのか?
この場にいるきのホ。のことが好きな人たちのこと、私好きだ…。ワイワイ出来る人が増えていることが嬉しかったです。
くるちゃんが「きたむらはあんまり遠征とかしない人だったんでしょう?」と話し出してくれて、「くるちゃんもきのホ。になる前はライブハウスに怖いイメージがあったから、その気持ちのハードルを越える大変さも分かるし、だからこそ来てくれて嬉しい」と言ってくれて、この数日間を綺麗に総括してくれました。
私に新しい世界を見せてくれてありがとうね。
ここまで色々自分のことも書いたのですが、自分には、救ってもらわないといけないものなんて実際のところなく、私の寂しさは私だけのもので誰にも受け持ってもらう気はないし私には私のリアルあなたにはあなたの詩があり、好きなアイドルには軽やかでいてほしいから私の心を預けたりはしないつもりだけど、今、きのホ。って、強い輝きでもって世界に向きあうための座標としてあるような、灯台や星座のような道しるべのようになっている感じがしている。
自分にとって20歳が大いなる航路へ漕ぎ出すタイミングだったとしたら(そんな大したものではなかったが)、30歳って日没後、沖の海のド真ん中にいるみたいな感じです。船はジワジワ傷んでいくし、進むべき方向にいつだって舵を切らないといけないし、座礁したら死ぬけど、夜に見える輝きってひと際に美しい。それに気付かされて、どこかで抱えてしまっていた焦りが吹っ切れるような数日間だったかもしれません。
まだちゃんと好きになってから一年も経ってないので言わないようにしていたけど、ここまでに何度も思ってしまったので……この言葉、解禁しちゃうか。
愛してるぞ!!!
人生の輝きになっちゃったな! ホ。フェス2024!
ホ。フェスきっかけに今聴いてる曲たち
楽しかったな~! 会話 ==========
変なこと言ってなかったかな?と考え出すと絶対に言ってるのであまり考えないようにしている。楽しかったこと嬉しかったこと笑ったこと、もっとたくさんあるけど書ききれないし切り取れないのでちょっとだけ。
人生に食い込む数日間 完!
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