ipad miniのキーボードは、今のところMicrosoft Universal Foldable Keyboardがベスト
常時携帯しても苦にならないキーボードを求めて
ipad miniを常時携帯していますが、基本的な用途としてはメールチェックやpdf等の資料ビュワー、Apple Pencilでの手書きメモ、読書、動画視聴等です。
ただ、ごくたまに、出先でそれなりに長文のメールやチャットの返信が必要になる場面があります。そういった時は、やはりキーボードも携帯していた方が便利かなと感じることも多かったため、軽くて持ち運びしやすいキーボードを探索。
使用頻度は高くはないものの、常に持ち運ぶことを想定しているので、軽さと薄さをまず最優先し、そこに最低限のタイピングのしやすさ、という観点からキーボードを探しました。
keys to goとicleverが巷では評判が良い
amazonやyoutubeなどで探したところでは、ipad用のモバイルキーボードとしてはロジクールのkeys-to-goとか、icleverというamazon専業っぽいメーカーのキーボードが多く紹介されているようでしたので、まずはこれらをチェック。
keys to goは、以前もここで触れましたが、見た目や薄さ、軽さは最高なのですが、タイピングが致命的にやりにくかったため、実用に耐えないという結論に至りました。
このキーボードは、とにかく薄さを追求したせいか、キーを押しても打鍵感があるのか無いのかよくわからないような感覚で、素早く打とうとするとミスタイプが頻発しました(初代のsurface proのタイプカバーのキーボードのような感じ)。
icleverについては、ガジェット系youtuberにより結構絶賛されているキーボードです。
折り畳めて、なおかつキーピッチも打鍵感などもそれなりのようではあり使い勝手は悪くはなさそうだったのですが、見た目がチープで致命的にダサく、デザイン秀逸なipad miniのお供として持ち歩くにはどうしても抵抗があり・・・ということで、これもパスしました。
なかなか決め手に欠けていたところ、巡り合ったのが、マイクロソフトの折りたたみ式キーボードであるUniversal Foldable Keyboardです。
マイクロソフトのさすがのプロダクトデザイン力
なお、このキーボードはすでに生産終了しており、新品で購入しようとすると定価の3倍〜の値段になります。もっとも、中古市場に結構出回っており、中古で質の良いものがまだ入手しやすい状況です。中古だと価格帯は4〜8000円くらい。
生産終了したということは、大して売れなかったのだろうなあ、と思いつつも中古で購入しました。
マイクロソフトのプロダクトデザイン力は、個人的には今はアップルを凌ぐほどと思っていますが、このキーボードも例にもれず、シンプルで洗練されたデザインで、なおかつ質感も高いです。
折りたたむと、iPhone二個分くらいの大きさになり、厚みと重さもそれほど無いので、常時携帯しても苦にならないサイズです。
一度ペアリングすれば、キーボードを開くとすぐipadと接続され、ストレス無く使用できます
薄さの割には悪くない打鍵感
キーの打鍵感も、それなりで、この手のモバイルキーボードとしては十分の打ちやすさを保っています。
ただ、折りたたみという形状のため、真ん中に大きな隙間があるキー配置に慣れるまでは若干ミスタイプが出ます。あと、USキーのためか、Enterキーが小さくて押しにくいというのが残念ポイントではあります。
軽さ・打鍵感・質感・デザインの全てにおいて絶妙なクオリティ
いずれにしても、常時携帯するモバイルキーボードという時点で、何かを犠牲にしなければいけないところ、このキーボードは、個人的には小ささ、薄さ、軽さ、打鍵感、デザイン、質感の全てにおいてベストとまでは言えないものの、絶妙なクオリティを保っている類まれなキーボードだと感じています。
耐久性は???なので、いつまで使えるかわかりませんが(あとは内蔵バッテリーの寿命次第)、これを凌ぐようなキーボードが出てくるまでは、しばらくはipad miniのお供のキーボードとしてはこのUniversal Foldable Keyboard一択です。