深夜ラーメンは背徳感があるからこそ美味なんだー恋愛できない話

人は甘孔雀な生物であり、やれといわれるとやる気を失い、するなと言われる俄然やる気がわいてくる。背徳感は最高のスパイスであり、深夜に食べるカップラーメンをこれ以上ない美味にする。でも、体には悪いという事実は変わらない。これを無視することは、長期的には良くないことだ。地獄への入り口が開かれたということができる。

これまで何度も書いてきたが、両親と過去の恋愛の経験から自分は恋愛を禁止している。人を恋愛的に想う感情に罪悪感を抱き、そんな自分を徹底的に否定し続けてきた。しかし、するなと言われるとしたくなるのが人間というものであり、キタも例外ではない。

最近、心が乱れる存在が現れた。出会った初期から、昔の恋人に似ているところが多く、その既視感に警戒をしていた。緊急恋愛警報が徐々に大きく鳴り響くようになり、近頃はそれに心と生活が乱されている。そこで、ここで自分の感情を記し、それを徹底的に否定し自分の心を殺すとともに、それを大衆に晒すことで、後戻りできない環境を作ることに徹したいと思う。

注意
これから、徹底的にキタが恋愛をすることを否定する記事を書く。しかし、恋愛一般への否定と離婚家庭の子供の恋愛が抱える問題に、その論点を依拠する。だから、楽しい恋愛をしたい人、特に離婚を経験し、ポジティブな気持ちになれない人は閲覧注意をしてもらいたい。これはキタ個人の誓いに近いものであり、一般論でもなければ、全く論理的でもない。間に受けないでほしい。


否定1:虚無レシピーミニマムに生きろ

私の趣味は、料理であり、料理系YouTuberのリュウジを尊敬している。彼のチャンネルの人気シリーズに「虚無シリーズ」がある。これは、二日酔いという虚無状態で作るレシピで、ぎりぎりその料理と言える最低ラインを攻めるモノだ。最低限を攻めることが、この章での肝だ。

例えば、味噌ラーメンで考えてみたい。モヤシやゆで卵、チャーシューといったトッピングがなくても、ぎりぎり味噌ラーメンと呼ぶことはできる。しかし、麺や味噌のない味噌ラーメンは考えられない。つまりミソスープと麺さえあれば、味噌ラーメンと呼ぶことができる。この二つがおいしければ、極論その味噌ラーメンはおいしいということができる。逆にこれがおいしくなければ、どんなにトッピングがおいしくてもラーメンとしておいしい一杯にはならない。
おいしい麺とスープがあって、初めてトッピングはその存在意義を発揮して、最高の一杯を演出するのだ。

自分にとって、恋愛は人生というラーメンにおいてトッピング的な存在なんだ。なくても、いいモノだと信じるようにしている。友情とか家族、その他先輩後輩、などの普通の人間関係が麺とスープだ。それが、食べられる味になって、初めて恋愛ができるんだ。
もっと一般的な言い方をすれば、普通の人間関係に問題がある人が、それを埋め合わせるために恋愛をしてもうまくいかないということだ。大切に想う人を傷つける結果に終わるだけだ。好きな人を傷つけたい人はいないし、その感情を愛とは言わない。自分一人を幸せにできない人が、人の幸福の最大化に努める(相手を幸せにする)恋愛をできるわけない。
私は、家族関係に問題がある。普段の人間関係においても、自分はまだまだなんだ。今、書きながら強い孤独を感じている。ということは何かしらの問題があるということだ。これを埋めわせるために恋愛をしようとしているように想えるんだ。
これは、相手を傷つけたいと言っているのと同じだ。相手を愛しているのではなく、孤独を埋め合わせる道具のように見ている。そうだ。良くない。


否定2:離婚家庭で育ったんだー愛するということ

離婚家庭の子供は、そうでない家庭の子供に比べて3倍の離婚率があると言われている。
現在、簡易的なデータではあるが、3組に1カップルが離婚すると言われている。
独身は、既婚者より幸福度は低いが、離婚家庭ほどではない。

上記情報から、離婚家庭で育った自分は、愛する人がいるなら愛しているからこそ結婚しない方が良いと考えるようになった。それが、相手の幸福の最大化に貢献するベストな方法だと思う。
そこから、恋愛にも積極的にはなれなくなった。付き合うと結婚は同じではないが関係は浅くはないからだ。
好きになるのは、百歩譲って仕方ないにしても、それに基づいて相手にアクションをかけることは、論理的にそもそも相手を好きなのだろうか?「好き」という感情すら本当なのか怪しく感じる
と、考えるようにしている。よって、好きだからといってできることは、密かに相手の幸福の最大化に貢献することだ。(これは別に恋愛感情を抱く相手だけの話ではないが。)相手が自分以外の人と付き合ったとして、その幸せそうな様子をみて、心の底から喜ぶことができて、初めて好きだとか愛しているとか言えるんじゃないか信じている。そして、その感情が相手の負担にならないように徹底した気遣いをすることが、相手を想うということだ。片思いを超えた片想いである。
深夜のラーメンは自分の体をむしばむだけだけど、恋愛の背徳はそうはいかない。


全部否定ー気持ちは伝えたいし、マジで恋愛してぇ

色々偉そうなことを書いたが、自分の考えを端的に表すと

「こんなくそダルイこと考えないで、もっと気軽に恋愛してぇ」

以上。だれか助けてくれ!

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