選定直前集中投稿#7: 学童保育運営以外の事業
こんにちは、理事長の青柳です
中型自動車運転免許を取得しました。早速、キャロット号に乗ってきました。バス移動はなんだかテンションが上がりますね。
もともとは学童保育だけではなかった
互助の精神
うさぎっ子クラブは、昭和50年(1975年)に父母が立ち上げた団体です。「働かなければならないのに、子どもたちの預け先がない」という保護者の悩みを独力で解決してきた組織です。
初期の段階では行政のサポートはありませんでした。しかし、徐々に行政からの補助が出るようになり、現在は指定管理業者というかたちで運営しています。
指定管理制度の導入で、うさぎっ子≒学童保育に
昔は、学童保育という業務に特化していたわけでなく、様々な保護者の悩みをみんなでなんとかしていこうというスタンスでした。しかし、現在は指定管理者制度の枠組みに入っているため、純粋な学童保育以外の活動がしづらいという状況になっています。なぜなら、「学童保育の運営をするため」という名目で補助金を頂いているので、違う用途でお金を使うわけにはいかないのです。
法人の黒字分を他の事業に
上述のとおり、指定管理者制度で頂いたお金を、他に流用することはできません。しかし、法人の売上として出た黒字分については、他の事業に流用が可能です。少額ではありますが、それらを用いて他事業を展開しています。
うさぎっ子クラブの学童以外の事業
Arc(アルク):不登校支援、子どもたちの居場所
近年増加傾向にある不登校児。学童を運営する中でも、「子どもが学校に行けなくなった」という相談をされることが多くなりました。しかし、指定管理料の都合がありますので、通常の学童保育業務の合間を縫って不登校支援をするというわけにはいきません。
そこで、2024年4月に Arc をオープンしました。場所は、UR 北本団地内にある「うさぎっこはうす」です。
Arc の名前はは徐々に浸透してきた感があります。北本市の子どもたちも、北本市以外の近隣市町村の子どもたちも Arc を利用しています。
Kitchen Capra Blu(こども食堂)
こちらも、UR 北本団地内の「うさぎっこはうす」にて、子ども食堂を月に2回開催しています。
みなさん、子ども食堂にどのようなイメージを持たれているでしょうか?お金がないから、仕方なく子ども食堂に行く?なんとなく、ネガティブなイメージを持たれている方も多いかもしれません。しかし、実際はそうではありません。
うさぎっ子クラブの子ども食堂は、とても明るい雰囲気です。色々な人が一緒にご飯を食べ、楽しいことも、辛いことも語り合います。お客さん同士も、スタッフも一緒に語り合います。色々な悩みを人と共有することで、気持ちが楽になる。子育ての先輩に相談することで解決の糸口が見つかる。そういう場所になりました。
おまけ:学童保育コンサルティング
今年から、学童保育のコンサルティングも始めました。
私から見ると、学童保育業界はかなり旧態依然とした業界と言えます。現在、企業運営の学童保育事業者が増えています。真面目に保育業務をすることは一番大事なことですが、それだけだは事業継続は難しい状況です。
そこで、うさぎっ子ラブが保有する様々なノウハウを、コンサルティングする事業を始めました。
保育について
組織運営
DX、ICT化
問題解決フレームワーク
など
地域の子育てをトータルサポートする
うさぎっ子クラブのミッションは「地域の子育てをトータルサポートする」です。子どもたちのため、学童保育も、学童保育以外の事業にも力を入れていきます!