理事長 1 on 1 やってみた
こんにちは、理事長の青柳です。
実は、10月ひと月かけて学童の常勤支援員全員と面談をしました
1 on 1 とは 1 対 1 の面談という意味です。あ、また横文字使ってしまった
学童は現場が一番大事
2022年6月に理事長に就任しましたが、そもそも学童の仕組みとか、NPO法人とか、全然わからない状況でした。あまりにもわからないので、できるだけ事務所に行き、色々話を聞いて回りました。だんだんいろいろな物事の流れはわかるようになったのですが、事務所にいてもわからなかったことがありました。それは、現場の支援員の生の声です。
いくら、事務所の仕組みを効率化しても、役員の人員体制を効率よくしても、実はあまり意味はありません。なぜなら、学童保育は現場が命だからです。現場の支援員の負荷を軽減し、こどもと向き合う時間を多くするのが理事長の役目だと思っています。
ひとり一時間面談してみた
ひとことで言えば「面談してよかった」です。
そもそも顔と名前が一致しないような状況でしたが、一致するようになりました(汗)また、いろいろな話をして、それぞれの人となりがよくわかったのはとても有益でした。
また、皆さんいろいろな趣味、いろいろな資格、色々なバックグラウンドを持っていたのにはとても驚きました。水滸伝は108人の色々な特性を持った人間が梁山泊に集まり、一つの目標に向かって行くストーリーです。面談を終えて、「うさぎっ子はまさに梁山泊だな」と思いました。
面談の内容は様々で、全く決まった形式はありませんでした。仕事の話だけで終わった人もいれば、趣味の話で盛り上がったり、理系オタクにしかわからない会話とか、時には人生相談的な話もありました。噂によると、理事長が面談すると言い出したので、皆さん必要以上にドキドキしていたらしいです(笑)
相談し合える関係になりたい
雑談ばっかりして面談をした目的は何なのよ?と言われそうですが、一言で言えば「相談し合える関係になりたい」ということです。突然理事長になって、「さあ、私が新理事長だ、なんでも相談しなさい」と大上段に構えているところに相談してくる人がいるでしょうか?私なら絶対しません(笑)
人こそが一番の資産
理事長就任時にも話しましたが、それぞれの個性を持っている支援員の存在がうさぎっ子の一番の資産です。こういった支援員たちが子どもたちと正面から向き合う、これがうさぎっ子クラブの学童保育スタイルです。
企業などは組織が大きくなってくると「人」ではなく「仕組み」で組織を管理しようとします。つまり、すべてをマニュアル化して、だれがやっても変わらないような仕事スタイルにしてゆくのです。確かにこれは組織運営としては効率良い方法と言えるでしょう。
しかし、子どもたちに対してそんなマニュアルで対応することが良いことなのでしょうか?私たちはそうは思いません。50年続くこの保育スタイルでいつまでやっていけるのか?不安はありますが、行けるところまで突き進もうと思います!
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