プログラミングに夢中
こんにちは、理事長の青柳です。
毎週水曜日はプログラマー理事長がプログラミングレッスンをしています。
「勉強させる」ではなく「勝手に学ぶ」が大事
突然ですが、前々職?くらいは学習塾講師の講師でした。当時、親御さんから「うちの子勉強ができなくて・・・」という相談を受けましたが、大抵の場合は「勉強ができない」のではなく、単純に「勉強に興味がない」のです。
その証拠に、クイズやらパズルを解かせてみるとよく解ける子もいれば、自分が興味があることについての知識は驚くほどの子たちがたくさんいるのです。残念ながら、学校で勉強することには興味が持てない子達が「勉強ができない≒頭が悪い」という括りにされてしまう傾向があります。
Scratch でゲームを作る
というわけで、子どもたちに「プログラミングを教える」といのは下策中の下策で、子どもたちが「勝手に自分で勉強する」ように興味を誘導するのが上策です。そこで登場するのが Scratch です。
Scratch とは?
Scratch は MIT が子供向けに開発したゲームプラットフォームです。これは、子どもでもブロックを組み立てる感覚で、簡単にゲームが作れるという優れものです。
まずは勝手にやらせてみた
前述の通り、Scratch はブロックの組み合わせだけでできるプログラミングです。そんなうまくいくの?と思うかもしれませんが、ブロックには凹凸があり、なんとなく繋いでもそれなりにキャラクターが動くのです。これが、面白いんですよ!
というわけで、「てきとうに組み合わせてごらん」とだけ言って、勝手にいじってもらいました。すると、みるみるうちにブロックの役割を理解して、こうしたらどうなるだろう?と、自分から色々実験をし始めました。
先生があーだこーだ教えても、半分も伝わらないのが授業です。しかし、自分の探究心に正直になっていれば、学習効果は無限大なのです。
解決できない疑問が出たら教える
作っていくと、だんだんわからないことが出てきます。
キャラクターの向きを変えたい
岩が落ちてくるようにしたい
ブロック崩しのようにボールを跳ね返したい
などなどです。そんなときには、その場で実際にデモで作って見せてあげます。こうするとできるよ、それだけです。え?手抜き授業?そうかも知れませんね 笑
好きなことをして生活してほしい
私個人の意見ですが、大人が子どもたちにできること、それは「色々な経験をさせる」ということではないかと思います。子どもたちが色々なものに触れ、自分が夢中になれるものを見つけてほしいと思います。そして、将来は好きなことを仕事にして、毎日好きなことをして暮らしていけるようになってくれたら良いなと思っています。