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議会報告:請願の行方

こんにちは、理事長の青柳です
先日の「みどりとまつり」に来場していただいた皆様、ありがとうございました。ピザ、ナンカレー、唐揚げ、どのメニューも好評で早めに売り切れてしまいました。また、note 読者の方とも直接お会いできたりして、なかなか良い日でした。

2023/03/22 学童保育に関する請願の議決

学童保育に関する請願書が提出されたのは先日お伝えしたとおりです。3/22 は議会で議決の日でした。

私も議場まで行きました。採択の結果は「請願書全面採択」となりました!
なんかもう、歴史的場面に立ち会った気分でした!

請願事項と採択の詳細

誓願書の内容としては以下です。(長いので要約)

  1. うさぎっ子クラブを随意指定にしてほしい

  2. 老朽化、過密の学童保育施設を整備してほしい

  3. 児童の意見を反映させてほしい

上記の 2. 3. に関しては是非もなく全員賛成。今回の争点は 1. のうさぎっ子クラブの随意契約に関する一点だったといえます。つまり以下の2つのグループに分かれるかたちとなりました

  • 全面採択派(1. 2. 3. 全て賛成)

  • 一部採択派(2. 3. のみ賛成)

結果、全面採択が10票、一部採択が9票となり、全面採択となりました。

争点となった指定管理の随意契約

指定管理制度は行政が民間に管理を委託する制度です。基本的には公募というかたちをとり、選定の公平性を。つまり、業者との癒着とかそういう問題が発生しないようにしないといけないわけです。

それに対して、随意契約は行政が任意の団体と契約を結ぶかたちとなります。公募しないので決定がスピーディーな反面、外部から見た時に「癒着なのでは?」という話になりかねません。

ちなみに、北本市のホームページに随意契約に関する記述があります。今回は、「この制度趣旨を考慮した上での合理性」の解釈が争点であったといえます。

https://www.city.kitamoto.lg.jp/material/files/group/2/R0505kihonhousin.pdf

指定管理者の募集は、制度の趣旨に鑑み原則として公募とする。 その際、広報紙やホームページ等を活用し、広く応募者を募集する。 なお、制度趣旨を十分に考慮した上で、合理性が認められる場合 に限り、非公募(随意指定)とすることができる。

まだまだアピールが足りない

理事長本人が言うのもなんですが、うさぎっ子クラブの学童運営や保育内容については他に引けをとるとは思っていません。

しかし、今回の議決で、約半数が「随意契約までは・・・」という意見であったということは、まだまだ活動内容のアピールが足りないと言うことだと思います。理事長として、このあたりを改善していかないといけないと感じました。

応援してくださった皆様に感謝

請願を出していただいた父母会の皆様、請願に賛同し署名をしていただいた皆様、いつも学童保育の環境改善について尽力していただいている皆様、ありがとうございました。今回、議会で随意契約が採択されたというのは、安定した保育環境の提供という意味でも大きな前進です。

この議決結果に慢心することなく、より良い保育環境の提供のために活動していきますので、これからも応援よろしくお願いします!

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