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2021年12月7日

こんなに興奮を隠しきれず、テンションが上がったのはいつ以来であろう…

とみのさんというシンガーソングライターに出会った。

お年は20歳前後くらい?で黒髪ロングのストレートに、お召し物は襟が白いワインレッドのワンピース。

そんな彼女に今日、何もかも狂わされてしまった。もちろん良い意味で

「ハーメルン ねぇたすけて 私もう疲れたの」

そんなアカペラから始まった約25分間のステージは、単調な日々を送っていた俺にとって、ナイフを刺されたように刺激的で濃密で、とても暖かいものであった。

MCで「丸尾末広」や「江戸川乱歩」、「麻丘めぐみ」の話が出たときは、もう笑うしかなかった…

インディーズの音楽界隈のライブに行くようになってもうすぐで10年。

アコギ弾き語りシンガーソングライターで昭和歌謡にルーツがあり、よりアングラチックな詩を歌う方を俺はずっと探していた。

メリーやsukekiyo、奇奇愛愛のように条件に近しいアーティストは見つけてきたが、どれもバンド。やはり弾き語りの方で見つけたい!という強いこだわりがあった。

でもついに見つけたな!自分よ!

今日の衝撃を忘れることはないだろう。

とみのさん。ありがとう。

21日のライブも行こうかな。それまでに未読の「トミノの地獄」を読んでおかなくては。
















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