メリーさんの元ネタ
メリーさん人形のお話の元ネタ
メリーさん人形の話
Wikipediaのメリーさんの電話からの引用
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%A1%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%81%95%E3%82%93%E3%81%AE%E9%9B%BB%E8%A9%B1?wprov=sfla1
ある少女が引越の際、古くなった外国製の人形、「メリー」を捨てていく。
その夜、少女に電話がかかってくる。
「あたしメリーさん。今ゴミ捨て場にいるの…」
少女が恐ろしくなって電話を切ってもすぐまたかかってくる。
「あたしメリーさん。今タバコ屋さんの角にいるの…」
そしてついに「あたしメリーさん。今あなたの家の前にいるの」という電話が。
怖くなった少女は思い切って玄関のドアを開けたが、誰もいない。やはり誰かのいたずらかとホッと胸を撫で下ろした直後、またもや電話が…
「あたしメリーさん。今 あなたの後ろにいるの」
元ネタらしきもの
1.ホラー話 捨てた日本人形がいつの間にか家や部屋に戻ってくる話。
2.ホラー話 死んだ恋人や知らない人(幽霊)が公衆電話から電話をかけてくるが、その場所が徐々に近づいてくる。最後に家についてインターフォンを鳴らす。
3.童謡 青い目の人形
4.童謡 赤い靴
5.アンティークドール
6.童謡 メリーさんの羊
7.ホラー話 殺人サンタ
8.ドイツの伝説 黒いサンタ
9.リカちゃん人形のサービスでリカちゃん電話というものがある。
リカちゃん電話に電話をかけるとリカちゃんがお話をしてくれるサービス。実際は録音された音声が流れる。
そして1980年代にリカちゃん電話で最初は普通にはなしてるのだけと最後に恐ろしいことを言われたという怖い噂がながれた。それは都市伝説として噂になったようだ。(実際に筆者は噂で聞いた)
※怖いこと=「呪○れろ」とか「○ね」等。幽霊の恨み節のような言葉だった。
そのうちにリカちゃんから電話がかかってきて最後に怖いことを言われるという噂にも変化した。(こちらの方の噂も聞いた)
そのうちに9の噂に上記1と2の噂が混じり合い、リカちゃんから電話がかかってきてリカちゃんが家にだんだん近づいてくる話に変わった。
※筆者が子供の頃、小学校でリカちゃん電話のホラー話が流行っていた時に、親が買ったホラーマンガ雑誌で2の話を見かけた。そのあとに2の話をリカちゃんにした話を噂で聞いて、それ、雑誌を見て作っただろうって思った思い出がある。
全国に定着したということは考えることは皆同じと言うことだろうと思う。
だか、イメージが損なって子供達の夢が損なわれるというタカラからのお願いという形をとった悲痛な叫びを受け取った人達がリカちゃん人形からメリーさん人形に名前を変えていった。(との噂を聞いた)
ドラえもんやサザエさんの噂が抗議の声を無視してそのままなのを考えると日本人は幼稚園以下のお子様にやさしい。
メリーさん人形になったのは、それまでホラーの定番だった日本人形が高価になり、あまり身近ではなくなってしまったことと、アンティーク人形が不気味だというイメージでホラーで良く取り上げられるもあるというのがあるだろう。
それとよく昔のホラーマンガで取り上げられていた青い目の人形という童謡の影響もあると思われる。
あとは童謡 赤い靴のイメージもあるようだ。
それと人形の名前は殺人サンタ、黒いサンタのホラー話も影響してるそうな。(噂で聞いた)。ちなみに黒いサンタはドイツの古い伝説。
羊が生け贄になるという話から人形に狙われた人を羊とたとえた事から、メリーさんの羊から名前がとられたという予想をしていた人もいたそうな。
その後にさらに、携帯電話の普及にともない、メリーさん人形の使う電話が携帯電話になったり、携帯メールになったりいろいろと変遷してきている。LINEバージョンもあるらしい。