北見の商店街を歩こう!商店街の隠れた魅力と出会う Vol.4
北見市中心部にある「2丁目商店街」。
昔ながらのお店が元気に営業しています。
「いつもは大型店で」「なかなか入る機会がない」
ならば!日頃2丁目商店街の皆様にお世話になっているKITAMI BASEスタッフが、お店を突撃インタビューしてみました。
どのお店も魅力がたくさん。
少しずつご紹介をしていくので、ぜひ楽しみにしていてくださいね。
今回はシーシャ専門店「いわしくらぶ」です!
一人でみんなで、チルしませんか?
ー今日はよろしくお願いします。ここはシーシャ専門店とのことですが、まずシーシャとはなんでしょうか。
はい、あんまり「シーシャ」って馴染みがないですよね。
いわゆる「水タバコ」と言われているものなので、煙を水にくぐらせてその蒸気を吸うことで香りを楽しむタバコです。
紙のタバコと大きく違うのが、まずタールは全く入っていないうえに、ニコチンが少ない、または全くニコチンがないことです。
ー「タバコ」なのにニコチンがないのですか?
そうなんです。ですから、普段は全く(紙)タバコを吸わない人でも楽しむことができます。僕も普段は紙タバコは吸いません。
ー確かに、紙タバコ特有のにおいは全くしないですね。独特のいい香りがします。
シーシャには「フレーバー」という香りの素があります。
いわしくらぶでも常時100種類をそろえていて、その日の気分や好みに合わせて色んな種類のフレーバーをミックスすることができます。
人が感じる五味(甘味、塩味、酸味、苦味、うま味)に沿って考えることが多いので、フレーバーの組み合わせは料理に通じるところもあると思っています。
ー奥が深いですね。なんだか香りのせいか、お店に入った途端に落ち着く感じがします。
シーシャはもう一つ紙たばこと違うところがあって、時間をかけてゆっくり楽しむことができるんです。(大体1本で2時間くらいもつそう)
自分の好みや状態にあった香りを、時間をかけてゆっくり楽しむ。シーシャのそういった落ち着く状態を「チル」とよんでいます。
シーシャを吸いながら一人で本を読んだり仕事をしたり、友達とまったり語ったり、仲間を誘ってボードゲームをしながら楽しんだり、皆さん、思い思いにチルしていっています。
リラックス状態になるので、アイデア出しの会議にも使われたりするんですよ。
北見唯一のシーシャ専門店
ーこちらのお店がオープンした経緯を教えていただけますか?
ここは、元々、水道橋(東京)のシーシャカフェを運営しているオーナーが経営していました。
私たちは客として利用していたのですが、約2年前に、当時任せていた店長が辞める事になりお店を閉めようか、という話が持ち上がった時に運営を引き継いだんです。
ー木鋤さんの会社は飲食店をやっていたのですか?
いえいえ!「株式会社北映Northern Films(以下 北映)」という映像制作会社で、まったくの異業種です。
元のオーナーが北映社長のお兄さんという縁はありましたが、本当にただのお客さんでした。
ー全然違う業界から、お客さんによる買収!アツい!
お店が閉まると聞いて「えー!もうシーシャ吸えなくなるじゃん!!」と社員一同反対をしたのが一番の理由です。
最初は自分たちのためだったのですが(笑)、今となっては本業である映像制作事業にも、いい影響を及ぼしています。
ーどういった影響でしょうか?
北映では映像制作の他にSNSの運用もお客様に提案することがあるのですが、今まではあんまり実感を持って提案することができませんでした。
でもこうやって実店舗を持って直接お客様と触れ合う場ができたことで、SNSの運用の効果も肌で感じることができますし、テストマーケティングが実践できたりお客様の声も取り入れやすくなりました。
今では、以前より実感をもって提案することができるようになりました。
ー最後に、読者の方にメッセージをお願いできますか?
シーシャって、どうしてもあんまりいいイメージを持たれないのですが、実は紙タバコよりもタール・ニコチンが少なくて、誰でも気軽に楽しむことができます。
初めての方にはスタッフが使い方やフレーバーの組み合わせなどサポートさせていただきますので、ぜひ気軽に遊びに来てください。
営業時間
木、金、土の週3日営業
木・金 18:00-24:00
土 18:00-26:00
料金
チャージ550円/人、シーシャ1本1980円
(お一人2,530円くらいから楽しむことができます)
ドリンク 440円~
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