ディテール観察
開梱し、まずは銃本体に不自然な傷等がないか確認。一部オイルが滲んでいる箇所があったが不自然さはないので「こんなものだろう」と納得。
M4(私などの世代的には「M16A1」なんだが)系と異なるこの辺のあっさりしたディテール感が実は好きだ。「あっさりしている」ということは、実銃を再現する上で実は造形がかなり難しい場所ではないか?とも思うのだが、私的にはすっかりやられた。
とかく右側ばかり注目されるこのレバーだが、指がかかる箇所の作り込みがすばらしく、毎日使っている内に親指に型が付くんじゃないかと思わせるこのディテール感が好きだ。その右は多分実銃だと溶接になっているところの再現なんだろうか。
銃身、バイポッド、そして照準まわり。ハンドガンでは味わうことのできないこの金属感がたまらない。
右斜め前からのアングル。この塊感がなんともいえず...
右側の方がディテールは豊富だ。早く弾を込めて撃ってみたい。
コレを実際に動かすときはやはり、撃つとき以外に考えられない。
待ちきれないなぁ。でもコレ、シューティングレンジやサバゲーのフィールド以外で興味のない人の目に触れると何かとトラブルの原因になりそうな予感。それくらい「良くできている」と思う。
純国産の銃であり、実物は全て官品だから個人所持はできない。退官記念に後輩達がカンパしてプレゼント、なんて買われ方もしていると噂に聞いたことがあるが、わかるような気がした。それは実際にこの銃と寝食を共にした人間だけがわかる世界なのかもしれない。