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ついに鉄帽に手を出す(その3)

過去に二輪用やFIA規格のヘルメットなどに手を出したことがあるので「こんなに軽くて大丈夫なのか?」と思いつつ持ち帰ったテッパチに、RANGER製官品仕様の覆いを被せてみると、どうやらサイズについては問題ないようだ。一番気にしていた問題は杞憂に終わった。それと現物を買ってみて気付いたのだが、ホンモノも大量生産で作られているので、サイズについて多少の誤差はあるだろうということと、全てが曲面で構成されているコレの完全再現って、実物の金型を入手でもしない限り「ムリだろう」と思った。実際にお仕事で被る人達には支給品があるからわざわざ買わないだろうし、それに一般人が実物に触れる機会は限られているであろうこと、そして動画や写真はどうしても形がデフォルメされてしまうので「あまり細かいところにこだわっても意味ないな」と感じるようになった。ああ高いヤツ買わなくて良かった...
テッパチに覆いを装着するに当たっては

こちらを全面的に参考にさせていただいた。VC生地を濡らしてから被せるのはやはり効果があり

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風呂場の温風乾燥機を使うことでかなりシワを伸ばすことができた。良い形になったところでゴムを取り付けて完成。

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テッパチが一番テッパチらしく見えるアングルはこれかな?と思って撮ってみた。4点式あごひもの様子がわかるだろうか。本職さんのお写真見ると、あごひもが黒いものが多いようだ。いずれ探し当てたら交換したい。

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次は正面からみたところ。顎にかかる部分の紐調整はまだベストポイントをみつけられていない。

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後ろからみたところ。鉄帽ゴムの留め具は後ろの真ん中に来るよう合わせたつもりだが、微妙なズレを直すのにちょっとだけ苦労した。後頭部に来るあごひも後ろ側のパッド位置がまだ決め切れていない。

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暗視スコープ用のベース(基台)はここに来るネジを使って固定するようだが、そのためには覆いに穴を開けなければいけない。さてどうするか...ベースもレプリカがあちこちから発売されているようだが、某店で見たものは「これ、明らかにパチだよね」って感じてしまう出来だったのでパス。

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鉄帽ゴムの上下と裏表は多分コレで合っている?それとも本職さんはそこまで気にしていない?今度見る機会があったら見てみよう。

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帽体の中側は今のところこんな感じ。覆いが破れている!と最初驚いたのだが、あごひも二点式に合わせた切り込みのようで、実物もあごひも四点式に対応した覆いではここの構造が違うらしい。

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テッパチの後ろ側に来る覆いの紐は、適当に縛って被ったときに見えないようにしている(つもりだ)が、コレも本当はきちんとした縛り方があるんだろうなぁ...

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鉄帽覆いのあごひも用穴部分とその周囲。見たところこれ以上ここから裂けることはなさそうだ。そしてもし四点式あごひもに対応した覆いにスリットがあったとしたら、テッパチに被せる作業もかなり面倒くさいものになるのでは?と想像。

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テッパチと覆いの結合部分。市販されているレプリカのハンモックは実物と位置が違うらしく、RANGER製覆いのベルクロだとちょっとリーチが短い気がする。ただここをしっかり取り付けないと布の引っ張りがなくなってしまうので、なんとかごまかして取り付けた。

テッパチは、ホンモノにも様々なオプションパーツ(と言っていいのだろうか。被る時間が長い本職さんのために様々用意されているようだ)があり、そして覆いも様々なバージョンが存在するようで「凝りだしたらキリがない」ものであることを実際に1個手にしてみて理解できるようになった。どうもまた、終わりなき泥沼に足を踏み入れてしまったのかもしれない。
(追記:覆いを装着した状態で重量を量ったところ、968gだった。「そんな軽いテッパチまずありませんよ!」とその筋の人に言ってもらえてちょっと安心。笑)

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