ついに鉄帽に手を出す(その1)
サイドアームに気を取られ、そして新型コロナウィルスの影響がジワジワと広がり始めたのが3月中旬頃だっただろうか。弾帯やサスペンダーなど、他の装備も少しずつ買っていたのだが、手を付けようかどうしようかと逡巡したのが88式鉄帽、その筋の方々は「テッパチ」と呼ぶアレをどうするか、であった。ちょうどその頃、検索していてちょんまげインプさんのブログを発見し
なかでもテッパチについては相当なこだわりがあられるようで
これを読んで強い衝撃を受けた。もう50年以上生きてきているので、なにごとも「知りすぎるとカラダに良くない」ことは頭でわかっているつもりだったが、これほどまでに奥深いとは全く知らなかったので、中編・後編と読み進めるのが憚られるような気がしてきた。しかし足踏みしていても仕方ないので(それにほぼ全ての仕事が飛んでしまったので時間は腐るほどあった)、現状自分で買うことができるものの中から何を選ぶか?に思考をシフトしていくことになった。
で、ヤフオクや様々なミリタリーショップで売られている鉄帽の様子を探っていったのだが、そこで私個人の問題に起因するある問題にぶち当たったのだ。それは、頭のサイズが大きく「どのテッパチなら違和感なくかぶれるのか?」がネット情報だけでは全く判然としなかったからだ。ちょろちょろっと検索しただけでも
値段・重さともにすんごいものから
天下のAmazonがレコメンドするものまであまりに選択肢が多いので、片っ端から買ってみるという手もなくはなかったのだが、それを実際にやってしまうと泥沼化することは目に見えていたので(既にもう泥沼の中にいるという自覚はどうやら本人にはないようだ)
1.テッパチそのものは、常時覆いをかけて使うので形がそこそこリアルで自分の頭に合えばいい
2.ハンモックとあごひもはパーツ売りがあるので、いざとなったら自分の好みのものを買ってきて取り替えればいい
3.むしろ常時目にするのは「覆い」なので、覆いがリアルなものを納得いくまで探す
という大まかな方針を決めた。ちょんまげインプさんも
「まず鉄帽覆いを用意し、色味や風合いを楽しむ」と書かれているので、迷彩服を買ってその感触が良かったRANGERさんの覆いを買ってみることにした。