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フューチャーセッションに参加して来ました

去る8月3日、ギラヴァンツが主催の『ギラヴァンツ北九州と一緒につくる北九州の未来 フューチャーセッション』に参加して来ました。

ギラヴァンツ北九州を通じて『10年後のありたい北九州のまちの未来』を、クラブ・スポンサー・市職員・サポーター・学生といったそれぞれ立ち位置の異なるステークホルダーが一堂に会し、アイディアを出しながら形として創り上げていく・・・という、今までに無い視点からギラヴァンツ、そして北九州という地域について想いを巡らせる貴重な時間となりました。


フューチャーセッションって?

とは言え、「今までに無い切り口のイベントで面白そうだな」と喜び勇んで参加申込はしたものの、「果たしてどのような着地点を見い出せるのか?」といった漠然とした感覚の中で当日を迎えたのが正直なところで・・・。

ファシリテーターとして進行役を努められた上井雄太氏からは『会話→対話→議論』のピラミッドの中でも『対話』の重要性の説明があり、『特定のトピックに関し、お互いの意見の違いを理解し合う』事が大事だというアドバイスを頂きました。

株式会社フューチャーセッションズ・上井雄太氏によるイントロダクション説明

まずはイントロダクションとして、この日初めてお会いする方とペアを組んで『対話』を重ねる事からスタート。
最終的なテーマに繋がる『10年後』をキーワードとし、『10年前に予想してなく、今起こっている事』や『10年後はこうなっているであろう未来』について対話を重ねました。

そしてゲストの識者の方々からはそれぞれのバックボーンを通じ、インスピレーショントークと移ります。

Jリーグ執行役員・辻井隆行氏
ギラヴァンツ北九州社会連携推進部長・北出尚大氏
北九州市産業経済局未来産業推進課・福田修氏
北九州市政策局政策部Z世代課・柏木佳奈子氏

対話のデモンストレーションを重ねた後に、Jリーグや地域社会を取り巻く環境の変化のスピードは意識していたよりも遙かに速い事を痛感させられましたが、このインスピレーショントークが今回のフューチャーセッションの開催意義を大いに感じさせるものとなりました。

時代の変化と共に、持続的に地域と歩みを進められるギラヴァンツ北九州へ

つまり、ギラヴァンツ北九州、そして北九州という地域を通じて幸せな未来を創造するにはどのような取り組みが必要になってくるのか?という事。

サポーター視点で言えば、まず思い浮かべがちなのは「ギラヴァンツがJ1定着、そしてJ1優勝、さらにアジアへ羽ばたくクラブへ成長を遂げる」・・・といったところでしょう。

ただ、このフューチャーセッションの肝は冒頭にも記した通り、サポーター以外のステークホルダーも参加されているという点。

言い方は少し悪いかもですが、正直ギラヴァンツの試合を「見た事が無い」あるいはギラヴァンツ自体に「あまり興味が無い」方もいらっしゃるわけです。ここが非常に重要。

実際に北九州という地域に暮らしている方々との対話を通じ、メインテーマであるギラヴァンツ北九州を通じた『10年後のありたい北九州のまちの未来』を話し合っていく。

それぞれのアイディアを元に、『10年後のありたい北九州のまちの未来』を創り上げていく作業

サポーターのみの視点では、決して得る事の出来ない貴重な意見をダイレクトに聞けた事、その意見を肉付けしていきながら未来へのアイディアを創出していく作業を体験出来た事。本当に得難い経験でした。

まとめ

最終的には『10年後、ギラヴァンツ北九州を通じて実現したい事』をテーマに、それぞれ出したアイディアに一致したメンバーでチームを組んでテーマを完成させるというミッションに取り組み、チーム毎の発表を経てフューチャーセッションは幕を閉じました。

グループごとの発表の様子①
グループごとの発表の様子②
グループごとのアイディアをまとめたイラストボード

この日湧き出たアイディアが、ギラヴァンツ北九州、そして北九州という地域の未来を切り開く一助となれれば良いなと感じます。

最後になりましたが、このフューチャーセッションの開催に向けて尽力頂いた方々、そして共に参加された方々、本当にありがとうございました!

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