一月二日
帰路 6日目(2020.1.2):
北海道[船中泊]
朝はおせち料理をいただき、昼前に来た弟夫妻のお手製双六で遊ぶ。
午後からは公園から千歳川沿いに散策へ出る。
雪が全くと言って良いほどなく、本当に冬なのか疑わしいほどだったけれど、生き物たちはしっかりと冬らしかった。
大きな枯葉のようなものを咥えたエゾリス。
シロハラゴジュウカラは結構近くに寄って来る。フォルムや動きに愛嬌があり、鳥見を始めた当初から好きな鳥だ。
今回は千歳川でカワアイサを結構見かけた。
森の忍者、キバシリ。ゴジュウカラのようにもふもふとしていて、動きも可愛らしい。
逃げ足の速いミソサザイ、2箇所ではっきり見ることができて嬉しかった。
「チー」と簡潔な鳴き声と、元気良くお尻をあげる様が小鳥らしい可愛らしさで、体色もあり見つけにくいけれど、川沿いではつい期待してしまう。
しかし今回は何と言っても、シマエナガにたくさん出会い、じっくりと眺めることができたのが幸せな出来事だった。
本州のワイルドなエナガも可愛いけれど、シマエナガはこの白さが可愛らしいフォルムをより引き立てる。「ジュルルジュルル」と集団で鳴き交わし、近くの木を飛び回っていた。なんと愛らしい。
お目当は樹液だったようで、コガラと先を争うようにしていた。
千歳の実家に住んでいたのは、幼稚園の年中から高校卒業まで。住んでいた頃は特別気に入る要素もなかったけれど、野外活動に興味を覚えてからは、この町の人の暮らしと自然との距離感を心地良く感じている。
実家へ帰宅し、夜のフェリーへ合わせて苫小牧へ。
【千歳線】
帰省の折には寒くてもガラナは飲む。好きなのはキリンガラナ。コアップガラナは薬っぽさが強くあまり飲めなかったが、いつの間にか飲めるようになっていた。
苫小牧フェリーターミナルでは、とまチョップがイルミネーションになっていた。
復路もシルバーフェリーで八戸まで。こちらは個室が取れて、とても快適。
浴室も混んでいなくて、落ち着いて過ごすことができた。