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十二月二十八日

帰路 1日目(2019.12.28): 
東京(-埼玉-群馬)-新潟-山形[新庄泊]

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前日の夜は会社の忘年会で、二次会でまったりしていたら終電に。4時半起きのつもりが案の定寝坊し、7時に出発。
今回は過去2回と異なり、まず新潟へ向かった。

【京王線-南武線-中央線-武蔵野線-京浜東北線-高崎線-上越線-信越本線】
実家が関東からそれなりに近い人は新幹線なども使わないようで、在来線の普通列車も帰省客でとても混み合う。特に東北本線は大変だったため、なるべく迂回路を探し、今回は新潟経由となった。
車両数が少なく混み合うことが予想される区間もあったけれど、ぎゅうぎゅうになることもなく、時間はかかるが落ち着いて移動できるルートだった。

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15時前に新潟駅へ到着。1時間足らずだけれど時間が取れたので、駅ビル内ぽんしゅ館 新潟驛店 角打ち部で遅めのお昼。
・ブリのお造り
・巣ごもり車麩
・ごはんセット
・朝日山 純米吟醸
主菜は勿論、白米も一品というようなもので、全て素朴ながら深みのある美味しさだった。地酒も冷たくキレた口当たりながら、心地良い香りと旨味が広がっていく。
以前春に越後妻有を訪れた際も感じたことで、新潟で食べたものは総じて美味しく、また味わう楽しみを与えてくれる。

【白新線-羽越本線-陸羽西線】
ほろ酔いで新潟駅を出発、一気に乗客の少なくなった日本海側の路線を進み、余目で乗り換え、20時過ぎに新庄へ到着。
鈍行列車の旅は、ゆっくりと走る車窓からの景色が大きな楽しみだけれど、この季節はどうしても日没が早い。陸羽西線の車窓、最上川の景色はまた今度。

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駅のコンビニで買った地酒と、地元のスーパーで仕入れたご当地らしきおかず。
鯉の煮物は長野と違い醤油味。しそ巻きは東北で何度か見てきたけれど、食べるのは初めて。各地方で特色があるらしく、今回食べたものは餅が入っているようで、予想外の食べ応えが楽しかった。

お店でご当地料理をいただくのも良いけれど、一人旅の夜は、ホテルで気兼ねなく過ごすのが好きだ。地元のスーパーで買い物し、ローカル局の放送を観ながら、心地良い布団へ潜り込む。非日常で味わうプライベートなとき。

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