ディバイドバトル福岡3位 脅威型バドラトス
※全文無料記事です。
みなさんこんにちは キタショージです。
【MK】 というビルディバイド調整チームに属する者です。
これから不定期に、【環境デッキ】【没デッキ】【ネタデッキ】【ロマンデッキ】【使われてないカードの使い方考案】【その他】
を note にしていこうと思います。
はじめに
僕の簡単な戦績
CS 3位2回
CS 2位2回
CS 1位1回
クラウディアエースマスター 獲得
のみ
そして今回 2023 2/5 に福岡で開催された
ディバイドバトル 九州エリア予選で
3位になることが出来ました!
やっと表彰台に立てました!!!
プレファイナル6-1 で権利は得たけど
ファイナルで4-1 オポ落ち
他のディバイドバトルでも最高9位
勝ち切れない典型的なモブキャラ
でも今回でやっと成功体験ができました!
CS番長 卒業かな?
予選で勝ちを重ねる毎にTwitterでの応援やいいねなどのリアクションも増えていき 予選7-0 1位通過する事が出来ました。
初めてのトナメ進出
応援ありがとうございます。
並びに 同チームのATMも2位通過で
決勝トナメも1位と2位だから逆山
出来過ぎなくらい良い感じで予選を終えれました
デッキリスト
少し話題は前後してしまうのですが、予選の試合の詳細の前にデッキリストから説明します。
バドラトスを普段使う人やよく目にする人なら このデッキの違和感に気付くはず。
そう 使命シリーズが入ってない
そして、
《地に潜む脅威》と似た効果を持つカードを
3種類 計7枚採用
ゆ、遊郭!!!?
いや、まぁ普通にテキストを読めば
一言一句 《地に潜む脅威》である。
別に 完コピしたい人も
《地に潜む脅威》3枚
《竜の血脈》4枚
でいい。
どうして《遊郭に潜む闇》にしたのか?
採用理由の8割は
UR仕様でかっこいいから!
残りの2割は
こちらのエナジーや墓地に
血脈2枚 遊郭1枚 脅威1枚 が見えてるとします
相手目線 合計何枚入ってるか予想できますか?
まずできないです。
もう無いだろうと思わせてまだあったり
もう無いのにあるかも知れないと思った相手はケアし続ける
散らすのは情報アドバンテージを相手に取らせないためです。
どうして最多採用が《竜の血脈》なのか?
出せるユニットが赤限定だから
黒の《リヴァワート》出せないからエラーが発生する可能性がある。
《遊郭に潜む闇》を2枚しか持ってない点を踏まえても 脅威4 遊郭2 血脈1 で良いのでは?
確かに その通りである
しかし俺は自慢では無いが学ばない男
成功体験に踊らされる男
よんCSをバドラトスで優勝した時のnoteにも書いてある。
そう 出せるユニットが赤限定だから
相手のブルームデッキに入ってる《エンダイヴ》にコピーされても
相手のエナジーから《ルルベラ》が出てきたり《ブルーム》が出てきたりしない。
脅威や遊郭だったら出されるから血脈の方が強い
これは事実であり 無くは無い話である
今回のディバイドバトル福岡でも《ブルーム》と対戦したが、《エンダイヴ》の効果が《竜の血脈》のせいで脅威系をコピーできなかった というシーンは無かった
これもまた事実
つまり、まだ採用理由は上手ぶりたいだけになっている
俺に成功体験をくれ
ちなみに 今まで1回も《竜の血脈》だったから
《リヴァワート》出せなくて負けた
という失敗体験もない。
まだデッキ構築の話は後ほどするが長くなりそうなので 先に対戦の詳細について話します。
予選
※記憶が間違っている場合もございます
ご了承ください。
1回戦 居城イシュタルテ
後攻
序盤 《アリア》2枚でテンポは取られるものの こちらの《ワルプルギス》の攻撃でライフに元々あったバスターが2枚ほどリムーブされ ショットで《ワルプルギス》が破壊されず生き残り。
お相手の《ワルプルギス》ケアの動きをし続けていだが2点ユニットでのライフレースでこちらが逆転し 勝ち。
2回戦 アーセナルレベッカ
先攻
対レベッカ戦において1番の負け筋だと思っている1・2ターン目に3コスユニットを連続で出して殴られてライフを詰められる という動きをされなかったのでライフがたくさんある状態でテリトリー解放までいけて安全にグラナディガ着地 勝ち。
3回戦 白入りアーセナルレベッカ
後攻
相手の初期エナジーに《遅滞戦術》
手札からエナジーに《絶・迦楼羅》
が見え、グラナディガを取れるショットって《レイホゥ》か《倫理の枷》しかないんじゃね?
と思い強気のプレイをすることに
読みが的中し、《グラナディガ》を強く使えて勝ち
4回戦 遊技場ブルーム
後攻
根強い人気の《ブルーム》や《イシュタルテ》とは1回は当たるだろう読み《ワルプルギス》3枚構築なので1回戦の《イシュタルテ》から引き続き《ワルプルギス》の活躍回
序盤から《ワルプルギス》を積極的に出していき相手の墓地を増やさないプレイングを徹底
《ワルプルギス》を3枚使い切り
相手のライフもない状態で
お互い ドローエンド
ドロー エナジーチャージエンド
ドロー 相手が3コスユニット出してエンド
みたいなターンが3〜4ターン続く
お相手の狙いはおそらく
中〜低コスユニット達を除去する《リヴァワート》や《ゼルヴィオス》を出してきたら手札から除去コマンド
除去コマンドが効かない《クラウディア》はブロックで止めれる
そう思った僕は手札に脅威系カード2枚+10エナを達成するまで時間を稼ぎ、
揃ったところで
5コス 脅威系で《リヴァワート》出し
5コス 脅威系で《グラナディガ》出し
で 全体除去とコマンド効かないユニットを同時に出し勝ち
5回戦 マルガレータ
先攻
相手のライフのイエローゾーンからバスターが多く見えたり、相手の6エナジー目の動きが手札から《ペローナ》出しだったりと相手の下振れが続き 最後は《ワルプルギス》で相手の《マルガレータ》の復活効果などを止めつつ詰めて勝ち
6回戦 ATM アーセナルレベッカ
後攻
配信卓でもあるので対戦の内容は見れます。
僕とATMさんの2人だけが5-0だったので
確定マッチアップ
変に3-0や4-0で当たらなかったので運はよかったです。
試合も分岐点がとても多い試合で こちらの手札が0になるけど、10000リムーブを交わしつつエンドフェイズ相手のユニット全破壊する《リヴァワート》《不可侵の穴蔵》逃し を行うプランを選択する。
こちらの手札0枚からのトップが強かったことと、ATMさんが終盤 《レイホゥ》などのユニット以外を引きまくったらしく《新兵器》でデッキが少ない中、無理やりにでもデッキを削ってユニットを探しに行っていました。
最後はATMさんの割り切りフルパンでこちらのライフが残り半LO勝利
7回戦 赤入りクラウディア
後攻
そのデッキは俺も知ってる。
強さも弱さも
そして、その弱さが気にならないくらいブン回ることも多々あることも
終始生きた心地がしなかった
終始殴り合い
こちらの残りライフ3でお相手の最後の攻撃 《バドラトス》3点でショットが捲れて除去ができ 返しにライフを削り切って勝ち
予選 7-0 1位通過
決勝トーナメント
1回戦 蛟アイリス
先攻
4解放《アイリス》の次のターン 《アイリス》効果3点を通されると とてもキツイがされずに済み
《カリン》の高パワー上踏みを《不可侵の穴蔵》などで交わし 序盤に削られなかったライフアドバンテージを使いつつライフを詰めていき 勝ち
準決勝 水の呼吸 炭治郎
後攻
青エース《炭治郎》と赤エース《炭治郎》や3コスユニットが次々並んでいく
《グラナディガ》を出しても青《炭治郎》とテリトリー効果で上から取られる。
《リヴァワート》を出しても同様にパワー+3000を振られて除去まではできない
3枚入れてる《ゼルヴィオス》が1枚でもくれば全て返せるが1枚も見えない ずっと《ゼルヴィオス》引いた時の受けは出来ているが一生来ない
負け
準決勝 敗退
3位決定戦 ATM アーセナルレベッカ
プライドバトル
先攻
ATMさんが捲るショットが毎回《クイックリロード》で《グラナディガ》を取るのに苦戦し その間に2体目の《グラナディガ》を出して強気に攻める。
こちらが先攻だったこともあり 最後の横並べフルパンもライフを削り切られることはなく勝ち
3位でフィニッシュ
バドラトスを選んだ理由と調整
ディバイドバトル大阪の直後 結果を残したデッキや分布の多いデッキを見るに全て バドラトスが優位じゃないかと思い
ハガレン追加で環境が大きく変わらない限り この頃からビルディバイド福岡はバドラトスを第一候補として調整開始。
第4回 よんCSで優勝した時の自分のバドラトスのリストを基にして変更していく
このデッキの黒は手札から《呪われた切札》を使えればいい だからエナジーに黒は1枚置ければ大丈夫 というレベルの黒採用にしている。
もちろん《邪悪な取引》は入っておらず、黒3必要なユニットを手札から出す気は無い。
このデッキを使ってみて真っ先に感じたのは、
《即応体制》はいらない
《呪術師の謀略》や《虚を突く一手》の3コスクイックが8枚とか入っているなら
3でクイック 4で即応 次が6で解放
と綺麗だが、3コスクイックが4枚だけならいらない感じでした。
そして、《ゼルヴィオス》の通りが良い
相手のエナジーを増やしてしまうのはもう割り切るとして、《リヴァワート》と違い、パワーと関係なく多面除去が可能な《ゼルヴィオス》
《レベッカ》や《ライオネル》が増えたり
《ダグラーク》《ティルイーザ》《ヴァラン》の白横並べデッキ が多く見られたので増やすことに
《即応体制》を抜いてできた枠を
《ゼルヴィオス》と相性のいい《不可侵の穴蔵》にし、仮決定の福岡用バドラトス1号が完成。
この辺りから 使命シリーズにストレスを感じるようになってくる。
バドラトスのこの構築は《邪悪な取引》が入っていない分 手札が0〜1枚になることが多い
その中でトップドローのハズレが
《野蛮な晩餐》と使命シリーズ の計6枚
まだ《野蛮な晩餐》は デッキトップお祈りバスターユニット とか 無理やり次のターン手札から9コストのユニット出せるようにするためにエナジーを伸ばすことに使うなどがあるが、
使命シリーズはエナジーに置くか、赤使命なら《不可侵の穴蔵》のコストにするくらいで全てにおいて《野蛮な晩餐》に劣る。
そして使命シリーズを抜いたのにも関わらず
僕が取った行動は、 デッキの総数を増やす。
大型ユニットを出してテリトリー効果でライフを増やしても それがバスターユニットのことが多く感じて来て ストレスに感じて来た。
バスターとショットが埋まる確率は 単純計算で同じはずなのに、すごい被害者意識
ストレス感じすぎ ストレス社会
そこでデッキ枚数を42〜45にする計画を立てる
《虚を突く一手》のドローも喉から手が出るほど欲しいし、使命シリーズを抜いた分、解放札としての1枚目の《バドラトス》を手に入れるために、ライフから落ちた《バドラトス》を回収できるように《邪悪な取引》を採用することに。
黒2の指定色を払えるように仕方なく、
黒の3コスショット《呪術師の謀略》に変更し調整
環境的に 《エンダイヴ》のデコイより《リヴァワート》の除去の方が合っていると感じ 基本《リヴァワート》にしたが、実際 本番の2日くらい前まで 《エンダイヴ》2枚にするか、《リヴァワート》2枚にするか悩んでいた。
そして、デッキ総数を増やした分、複数枚手札に《バドラトス》が来ることを期待はできないので解放に使ったエナジーにある1枚の《バドラトス》を酷使するために 脅威系を増量 6枚採用した。
そして、黒を増量し
福岡用バドラトス2号 が完成した。
調整期間のほとんどが これをベースに入れたり抜いたりしていく事になる。
このリストから
《邪悪な取引》4枚を2枚に減らして、その枠に黒使命を入れるなどをしたが、やっぱり気に食わなかったので《邪悪な取引》に戻したり、
《レベッカ》の流行り方からして やっぱり《エンダイヴ》より《リヴァワート》の方が良さそう とちゃんと確信に変わって来たり
脅威系や《邪悪な取引》と3コスクイックのくっ付きが良いことを再認識し 《張り裂ける大地》を2枚《虚を突く一手》に変えたり 微調整を行い
当日 持ち込んだリストがこちら
こだわりポイントはなんと言っても
パック販売された
タイアップタイトルのカード 全網羅
まどマギ 《ワルプルギスの夜》
鬼滅の刃 《遊郭に潜む闇》
Fate 《約束された勝利の剣》
ハガレン 《的確な反撃》
前のクラウディアエースマスターで優勝した時と同じことやってる
成功体験過信男
次のSAOコラボでどうせ 切札名称リンクが
スターバースト・ストリーム だろうけど
《約束された勝利の剣》って名前が完全に
勝負事の御守り みたいな気がして気に入ってるので変えたくない。
相手の初手《ナディヤ》パンチで捲れた《張り裂ける大地》にストレス感じるので《張り裂ける大地》の代わりに入れれるようなショットコマンド SAOコラボで出ないかなぁ
いつか、タイアップカード国士無双デッキ 作りたい。
このリストの回し方
最初に、勘違いしてほしく無いのが、
バドラトスデッキの回し方
ではなく、
このリストの回し方 と言うことです。
今回 たまたま個人的な環境読みでバドラトスデッキを選んだだけで、バドラトス歴は浅浅です。
僕より《バドラトス》を使いこなせる人なんかに比べたら 僕なんで平熱です。なんなら冷え冷えです。
改めて今回のリスト
使命シリーズ 0枚
脅威系カード 7枚
一般的な思考を持つ人からしたら
ふざけんな の一言でしょう。
アニメ漫画の初期設定が原因の矛盾点を
終盤 後付け設定で無理やりなんとかした時くらいモヤモヤするでしょう。
手札が無くなってからのドローの当たりを可能な限り増やした構築を目指したらこうなったのだから仕方ない。
終盤トップドローで使命シリーズを引いた時のエナジーに置くしかないモヤモヤ それが嫌なので使命シリーズを抜いて 代わりにトップで引いてウキウキの脅威系カードにしたんですよ
なに? 使命抜いて脅威系カードを入れたんじゃなくて、使命シリーズ抜いて《邪悪な取引》にしたって初期の設定資料集に書いてる?
うるさいなぁ 後付け設定だよ
しかし、まぁ後付け設定だけど コンセプトはそう
安定度は下がる代わりに 終盤の息切れ中の動ける確率を上げた構築
このリストの回し方の中で
1番重要なのが
《グラナディガ》の破壊された時の能力。
正直一般的なリストの《グラナディガ》の破壊時能力の使う使わないの基準は深く理解はしていないが、多分違う。
このリストは、自分のエナジーに《バドラトス》が1枚の時、《グラナディガ》の破壊時効果でエナジーの《バドラトス》を出す ということを絶対に行わない。
※例外はある
このデッキは遥かに《バドラトス》を手札から出すより 脅威系で出す方が多い
エナジーの《バドラトス》が0枚の時 このデッキは死を迎えるだろう。
バルバビロンアイオラの《制圧作戦》でエナジーの《バドラトス》を落とされたら泣くほどに
先ほど言った 例外 だが
誰でもわかる例外である
①手札に《バドラトス》がある時
②相手がどんなプレイングをしても どんなカードを採用していても 相手の場 相手の残りエナジー 全てを踏まえて 出した《バドラトス》を除去することができない時
※そして、例外ではないのが
手札に《邪悪な取引》がある時
これは例外に含まれず、出してはいけないの中に含まれる。
理由は エナジー総数 と コスパ
文にするの面倒なので エナジー総数とコスパ ってだけで理解できる人だけ うなずいといて下さい。
分からない人は なるほどねって言いながら自分を大きく見せておいてください。
このデッキの最大の弱点は
脅威系カードの複数枚使用による
9エナジー達成までの道のり
自分のエナジーが8の時に
手札から《バドラトス》を出して、エナジーのユニットと入れ替わった場合 エナジー置き場の枚数は8枚で変わらない
しかし、
自分のエナジーが8の時に
脅威系カードを使って《バドラトス》を出して、エナジーユニットと入れ替わった場合 エナジー置き場の枚数は7枚になっている。
6エナジーの《バドラトス》を5エナジーで出せて そっから9コストのユニットに変わるんだから そのくらいの代償 当たり前だと言われれば 誠にその通り。
だが、次のターン 手札から9エナジーのユニットを手札から出せるのか、脅威系カードを使ったのでエナジーが伸びてないから出せない のでは大きな差があるのも事実
このリストはエナジーが伸びにくい
僕がよくするプレイングは
7エナジーのタイミングで
《グラナディガ》などのユニットが生き残っていてくれていれば、
追加でユニットを並べず、
《野蛮な晩餐》でエナジーを伸ばしつつ、残りの5エナジーで計18枚のクイックコマンドを構える。
どこかでこれを挟まないと 9エナジー達成は難しいです。
使命型と脅威型
先ほどから 何度か話題に上がっている
使命シリーズを採用した安定の 使命型
脅威系を多く採用した攻撃的な 脅威型
結局 どちらが強いのか?
正解なんてない でも、
128人 トーナメント 使命型 準優勝
59人 ディバイドバトル福岡 脅威型 3位
だったし、客観的に使命型の方が
参加者数多いし 準優勝だしすごい
俺も128人トーナメント出たかったが、
裏で行われていた
タイアップクロスファイトの景品の中に、
《遊郭に潜む闇》 の初配布があり
福岡はバドラトス確定だったので 使いたいと思い128人トーナメントよりクロスファイトを優先
話を戻して
簡単に 使命型と脅威型の違いを
個人的な考えをまとめる
①使命型は 使命がある分マリガンを強気に行ける
②使命型は手札が枯渇してからのドローのハズレが使命の分多い が脅威型はアタリが多い
③脅威を使うターンエナジーが伸びない
脅威型はもちろん使命型よりその機会が多い
他にも細かいところはありますが、
大部分はこのくらいです。
最後に
Twitterで応援やいいね リアクションしてくれた方々、ありがとうございました!
ディバイドバトル 東京も
頑張ります!!!
モチベはあるので 8弾もCSとか出たいです。
そういえば 作ってはくれましたね。
最後に活躍したバスターユニットを合体させてお別れしましょう。
さようなら
ではまた気が向いたら。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?