歴史の爪痕
皆様、お疲れ様でございます。今日は、「長崎の原爆の日」ですね。広島と同様に、「世界の歴史」に消す事のできない「爪痕」が残された日という事になります。良く言われる様に、歴史は勝者によって作られる側面がありますので、歴史書に書かれているストーリー(視点)をそのまま鵜呑みにする事は問題があるのかも知れませんが、「どういう人物が居たのか」とか、「どういう事件が発生したのか」といった様な第三者による記録や、遺物などの存在によって検証可能なものに関しては、少なくとも事実である可能性は高いのでしょうね。
筆者は、「某公共放送局の大河ドラマ」を良く視聴しているのですが(笑)、本年は「徳川家康」の生涯をテーマにしたものが放送されています。そして、現在は、本能寺の変の後に織田信長が持っていた権力を誰が引き継ぐかという実質的な跡目争いが行われるストーリーが放送されている段階にあります。具体的には、形式的な跡目として三法師(織田信長の長男である信忠の長男。つまり、信長の孫)を担いで権力を手中にしようと目論む秀吉と、信長の次男である「織田信雄(旧姓:北畠信意)」と同盟して秀吉に対抗しようとする徳川家康の対決(小牧長久手の戦い)に発展していく事になります。家康が主人公である「このドラマ」では、秀吉が悪者であり、家康の側に大義がある様に描かれているのですが、「実際の所がどうだったのか」は、今となっては良く分からない所でもあります。そもそも権力争いなのですから、どちらが正しいもへったくれも無いのかも知れません。この辺りの事情は、先述した第三者による記録や、遺物などの存在といった歴史の「微かな爪痕」を我々が「見逃さずに評価」していくしかないのでしょうね。例え本当に「僅かなもの」であっても。
覚醒剤は「大麻のおまけでもらった」 逮捕の日大アメフト部員(朝日新聞デジタル) - Yahoo!ニュース
「鬼滅の刃」、「柱稽古編」、「僅かな爪痕」