システム導入後の評価
システム評価をやる意味
システム導入をしていると、その結果何が改善されたのか?というのが気にするお客様がいます。
これ、皆さんどう思いますか?
以前、一緒に働いていたシステムコンサルタントに言われたことがあります。「システム導入後の効果を見積もってくれって言う顧客が一番嫌い」だと。
しかもこの意見に同調している人が複数いました。
・・・もう衝撃で衝撃で。
システム導入の期間が長くなってくると往々にしてあるのが、システムの導入が目的になってくること。こうなってしまうと、そもそも何をしたくてシステムを導入したいのかがわからなくなっている状況なので、非常に危険です。
この回答をした人は残念ながらそういった考え方になってしまった人なんだと思います。
システムを導入したのだから結果が必ず出るはずだとか思ってませんか?
当初想定していた効果は往々にして出ません。
コストを削った結果、本当に必要な機能の構築を後回しにしていたり、最初は慣れていないシステムなので、余計に時間がかかったりします。
システム導入は導入した後のほうが重要なんです。
そこまでやるコンサル会社もシステム会社も中々無いのは事実。
なぜそこまでやらないのか?
そこにコストをかけるという意識をお客様の中に持っている人がいないから。加えて、システムの評価を実施するという事は自社が導入したシステムの恥部を洗い出すことだから。
100歩譲って、SEならこの意見はわかるんです。
我々の仕事は要求に応じて、システムを導入するところまでだから、それから先は気にしないという意味なら理解ができるんですが。。。
でも本当にユーザーのことを考えるのであれば、システムを導入して終わりにはなりませんよね?
これをしっかりやらないから、システムの償却後すぐにリプレイスしているのでは無いですか?
勿体なくないですか??
もし、システム導入を検討している会社の担当者の方がいらっしゃれば、継続的な改善も考えてみてあげてください
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