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私が自転車に求めたのは何だったのか? 三つ子の魂百まで持たなかった! ①

「三つ子の魂百まで」ということわざにもある通り、持って生まれたものはそうそう変わりません。
でも環境と加齢によって「三つ子」の時にはなかった側面が出てくるのでしょうか。

私の自転車デビューはまさに3歳、東京の代々木公園です。
明治神宮にお参りに行った帰りに当時園内にあったレンタルサイクルを見て親にせがんだのを憶えています。
子供用自転車でも当時の私にはかなり巨大で、残された写真を見るとハンドルを持っている姿勢は激しいチョッパーに乗ったヤンキーお兄さんのようないでたちでした。
リーチもスタックもあったもんじゃありません。

周りから無理だの危ないだの言われるほど燃えてくるややこしい性質を持った私は、泣きながらも必死にペダルを回していました。
楽しむために乗った自転車のはずが、体中痛く最後は意地でまたがっていました。

そこから半世紀近く過ぎ、自分に合うフレームを作れるようになり、コンパクトドライブやショートクランクに出会い、楽に自転車を楽しむことを覚えます。

お金という大人独自の手段を使えば、とてもよく回る車輪が手に入ることもわかりました。
ただ加齢というものが体力と運動神経を衰えさせるのもわかりました。

泣きながらチョッパー状態の自転車に根性でまたがっていた私が半世紀で出した答え。

それが今回購入したスペシャライズドのVADO(バド)です。

イエス、e-bike!

あはははは~、三歳の時にあった根性は完全消滅です。
三つ子の魂五十で変わる!

だって通勤先まで7キロしかないからロードバイクなんて出す気にならないんだもーん。
7キロしかないくせにアップダウンがめちゃ激しいんだもーん。
工事とかあって路面がびちゃびちゃになってて泥はねするんだもーん。

ということでスペシャライズド vado SL 4.0EQのビルダー目線?おばちゃんユーザー目線?の感想の始まり始まり~。

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