思い出そうとするほど消えていく
さっき思いついたことを漏れなくメモしようとしているが、書き出したそばから先ほどとは全く異なることを書いている。
飾りつけようとすると別物になる。
なぜ?
心の中を可視化しようとすると、なんらかのフィルターがかかり、意図したものとは違うものが口や手元から出てくるので自分でも驚く。
さっきの言葉たちは一体どこへ行ってしまったんだ?なんらかのフィルターとやらが、プライドなのか劣等感なのか承認欲求なのかは私にもよくわからない。
浴室での閃きも、お風呂から出たらメモしようとしていたのにすっかり忘れている。なんなら思い出そうとすればするほど消えていく。幻だったのか?
せっかく文才を気取れると思ったのに。
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