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「なんかよく分からないけど、好き」ということ

「なんか好き」が一年以上続いている。
見た目が特別タイプなわけでもなく、むむっと思う一面を見たこともある。それなのになんだかんだ、「なんか好き」なのである。
どこが好きなの?と問われても明確に答えることができない。理由はよくわからないが、その人の隣にいたいと思う。

「なんか好き」という大枠の中に、「ちょっと嫌なこと」「気になること」が含まれているが、総合的には結局のところ「好き」なのである。
その代わり、「嫌なこと」がどんなことかは明確に答えることができる。

一つ思うのは、「〇〇なところが好き」なんて言われると、いつまでもどんなときでも「〇〇な私」でいなければないけないような気がしてくるのは私だけだろうか? 

「〇〇でなくなったら愛想を尽かされるのでは?」

言葉として思わなくても、潜在的にそう感じてしまう気がする。それは結局「〇〇な人が好き」なのであって、わたし自身ではないのだ。

「ただ側にいたい」「隣を歩きたい」
それくらいでいい。

「〇〇なあなたが好き」は呪いだ。

#好き #なんか好き

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