打ち子、引き子、サクラについて
完全6号機時代に突入し、スマスロ&スマパチが登場し始めている昨今のパチスロ業界。
業界氷河期とも言える状況の中、グランドオープンをするホールを最近ちょいちょい見かけます。
「このご時世の中、よくグランドオープンなんてできるなぁ」
というのが私の本音でもあります。
というのも、5号機のAT/ART機(凱旋、ハーデス、絆、沖ドキ、聖闘士星矢など)がまだ設置できていて、稼働させることが可能な状況なら、これらの機種がホールのメインとなり、売り上げの大半を担う事ができるでしょう。
ただ、これらの5号機が完全に無くなってしまった昨今、6号機オンリーになった現在、スマスロ&スマパチが登場し始め、ホールは今後経営を上手くやっていけるのだろうか?という思いがあります。
「純粋にフェアなホール経営をしていくのは正直困難になるだろう」
というのが私の考えでもあります。
昔から「打ち子」「引き子」「サクラ」はどの時代にも存在してましたが、よりいっそう蔓延していくでしょう。
余談ではありますが、私自身これら全てをやった事がありますので、その経験も踏まえて簡単にお話をしていきたいと思います。
打ち子
特定の台とは、雇い主が打ちたい台(高設定の可能性が高い台)でもあります。
基本的にホールとはほぼ関係ない雇い主が存在します。雇い主は大抵スロプロ軍団を率いていることが多く、中には普通の方を雇ったりしていることもあります。
打ち子に支払う報酬形態は様々で、固定給、時間給、出来高などがあり、日給換算1万円前後で雇われる場合が多いです。
特定のアツいイベントやグランドオープンしたてのホールに頻繁に現れます。
引き子
雇い主が打ちたい台(高設定の可能性が高い台)を取れる可能性を高めるために存在します。
打ち子同様に、基本的にホールとはほぼ関係ない雇い主が存在します。雇い主は大抵スロプロ軍団を率いていることが多く、中には普通の方、放浪者を雇ったりしていることもあります。
引き子に支払う報酬形態は、基本的に抽せんを受けたら千円前後で、狙い台に座れたら特別報酬としてプラス千円前後で雇われる場合が多いです。そのまま引き子を打ち子として打たせるケースもあります。
こちらも打ち子同様に、特定のアツいイベントやグランドオープンしたてのホールに頻繁に現れます。
サクラ
サクラは事前に良台(高設定)の場所を教えられていることが大半です。
基本的にホール関係者が雇い主となり、ホール関係者の身内の人間や知り合いを雇ったりしている場合が多いです。ホールとしては、一般のユーザーに出玉感をアピールすると同時に、安く雇えるのが大きなメリットになります。
サクラに支払う報酬形態は様々で、固定給、時間給、出来高などがあり、日給換算1万円前後で雇われる場合が多いです。ホールにとっては、ある意味安い宣伝費用とも言えます。
こちらも打ち子や引き子同様に、特定のアツいイベントやグランドオープンしたてのホールに頻繁に現れます。
まとめ
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