FXでのスイングトレードに対する私的な考え
為替相場におけるドル円が、約30年ぶりの1ドル150円の円安になった2022年10月末。
今回は、「スイングレード(長期的取引手法)」に対する私的な考えについてお話をしていきたいと思います。
あくまで私的な考えですので、「私自身はこういう風に捉えている」と思って読んでもらえればと思います。
スイングトレードをやった時の振り返り
私がスイングレードを初めてやったのは、デイトレードの応用として上手く活用できないかと考えてからです。
FXの魅力の1つである「レバレッジ」は、大きな利益を得る為に有効な要素ではありますが、反面、大きな損失を被る可能性もある諸刃の剣とも言えます。
短期取引で数pips稼ぐようなスキャルピングでは、レバレッジはかなり有効だと思いますが、長期取引で数十pips~数百pips稼ぐようなスイングトレードにはリスクが大きいと思います。
資金や証拠金が大量にあるなら、レバレッジをかけたスイングトレードも活きてくるでしょうが、資金や証拠金が少ないなら、それ相応のスイングトレードが必要だと思いました。それ故に、私自身がスイングトレードをやったときは、レバレッジを最小限に抑えた、ロット数1(10000通貨)で超低リスクなものでした。
スイングトレードは数日間から数か月で完結するトレードなので、月に数回のトレードをするだけになります。FXチャートを見る頻度も、相場の流れを確認する程度なので、1日に数回程度で済みますし、取引に最適なタイミングが来ればエントリーし、決済に最適なタイミングが来たらイグジットするといった様に、ほぼチャートに張り付く必要がありません。
また、スイングトレードは、時間の拘束を気にすることがほぼ皆無なので、自分の自由な時間をデイトレードの時以上に確保できるようになったと感じます。スイングトレードをやり始めた頃は、スキャルピングやデイトレードで培った取引ルールを昇華させ、それに準じてトレードをしておりました。
スイングトレードをやった感想としては、トレード自体の試行はあまり出来ませんが、1回あたりの利益幅が大きいので、数をこなす必要性に追われなくとも良いのがメリットとも言えます。また、スプレッドのひらきやスリップなどによる意図しない取引値での決済がおこなわれるリスクを全く気にする必要がありませんし、何よりも精神的負荷が一番少ない手法だと感じます。
スイングトレードで勝ち負けを分ける要素
私がスイングトレードをやってみて、スイングトレードでの取引をする上で勝ち負けを左右させると感じた要素を以下にまとめてみます。
勝ちに繋がる要素
負けに繋がる要素