ハマりと連チャンについて
パチスロにおいてよく目にする光景として、ハマりと連チャンが挙げられます。パチスロにおける内部抽せんは完全確率となっており、予め定められた抽せんデータに基づいて当せん役が決定されます。
などのオカルトを持って遊技する方もいるかもしれません。
ただ言える事は、パチスロにおけるハマりと連チャンは、数学的な確率論で検証可能です。
以下に、パチスロにおけるハマりと連チャンについて、数学的な確率論で考察してみます。
ハマりと連チャン確率検証考察
確率検証の前に、確率における「排反事象(はいはんじしょう)」を知っておく事は重要です。
「排反事象」とは、「一方が起これば他は起こらないという関係」を持っており、例えば、サイコロ(6面)で「1が出る」事に対する排反事象は「2~6が出る」という事です。
また、排反事象の「一方」と「他」を合わせると「1(確率100%でどちらかが起こる)」になります。 これを利用すると、「1が出る確率(1/6)」で、「2~6が出る確率」は「1(全体確率)-1/6(1が出る確率)=5/6」と簡単に求められます。
さて、ここから本題のパチスロにおけるハマりと連チャン確率について検証していきますが、これらも実は排反事象に当てはまります。
例えば、「ボーナスが100G当たらない(100Gハマり)」と「ボーナスが100G以内に当たる(100G以内連チャン)」は排反事象の関係です。
仮に、ボーナス当せん確率が1/100ならば、ボーナス非当せん確率は99/100なので、
となり、ハマりと連チャン確率は上記の様に簡単に求められます。
上記計算式を基に、ボーナス確率が1/100、1/120、1/140、1/160、1/180、1/200の6パターンで、100G刻みで100Gから1000Gまでのハマりと連チャン確率を計算したデータを以下にまとめてみます。
ハマり確率表
連チャン確率表
まとめ
ボーナス確率が高い(良い)ほどハマりにくく、浅いゲーム数で当たりやすい
ボーナス確率が低い(悪い)ほどハマりやすく、浅いゲーム数で当たりにくい
ノーマルタイプのような機種(ジャグラーなど)を打つ際において、設定看破要素として、「ハマり確率」「連チャン確率」を考慮するのも面白いかと思います。