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地域おこし協力隊のクラウドファンディングをやってみたら、日本一になった

「たった一人のチャレンジから、地域が活性化する」

KITAICHIは地域づくり会社として、地域で新しいことにチャレンジする人のクラウドファンディングの成功サポートを行っています。

クラウドファンディングの成功だけでなく、その先の事業の成長や地域活性化に貢献できるように伴走しています。

地域づくりの火は、たった一人の小さなチャレンジから始まると考えており、地域で頑張る人を応援する手段としてクラウドファンディングを活用しています。

今回、初めてとなる地域おこし協力隊のクラウドファンディングをサポートしました。

小川フランソワ航輝さんのクラウドファンディング


協力隊のクラウドファンディングが強い理由

カフェやゲストハウスを開業する場合、応援する人はどんな人でしょうか。

①プロジェクトオーナーを応援する人
②開業したら利用する近隣の人
③地域の素敵な取り組みを歓迎する住民

協力隊は、日頃から地域を盛り上げる活動をたくさんの人と一緒に取り組んでいます。近隣の人や住民とのつながりも豊富なので、チャレンジを応援してくれる方がたくさんいます。

すでに①~③のような人とつながりや信頼関係がある点で強みがあります。

地域住民からすると、3年間地域で活動してきて、いろんな人と交流し、小さなチャレンジを積み上げてきた協力隊が、地域が大好きになって起業するのは、とても嬉しいことですよね。


道南スギのカヌー作り技術を受け継ぎたい!

北海道森町の協力隊の小川フランソワ航輝さんは、空き家の活用や町産材の新たな用途の考案、木工施設運営管理などの業務に取り組んでいます。

小川さんは、業務のなかで出逢ったカヌー職人の秋田功一さんから、25年続けてきた工房を閉じる考えということを聞きました。

秋田さんが手掛けるのは、道南スギという北海道で唯一のスギを使った手作りのカヌーです。

「何とかこの素晴らしい技術を後世に伝えていきたい」

秋田さんにそう申し出たところ、『最後の弟子』として受け入れてくれることとなりました。

このストーリーを小川さんから聞いたとき、たくさんの人に届けたいと思いました。

秋田さんと小川さん


「たくさんの人に知ってもらうため」のクラウドファンディング

小川さんとクラウドファンディングの企画を相談するなかで、技術承継に必要な材料などの資金を得ることももちろん重要ですが、

この技術を後世につなげていくためには、たくさんの人に道南スギのカヌーを知ってもらうこと、カヌーづくりを体験してもらうことが必要だということに気づきました。

「たくさんの人に知ってもらうこと」を目指すクラウドファンディングにしようと決め、道南スギを使ったお礼状や名刺、第一号となるカヌーに支援者の名前を掲載する、小川さんと一緒にカヌー体験できる、などのリターンを考えました。

カヌーづくり工房見学のリターン
小川さんと一緒にカヌー体験のリターン


技術承継という難しいテーマで目標を達成した理由

小川さんのプロジェクトは、結果として目標を大きく上回る達成となりました。

技術承継という難しいテーマのなかで成功した理由は、3つあると考えています。


①小川さんの協力隊としての活動の積み上げ

小川さんは着任して1年も経っていませんでしたが、日頃から地域の人と関わりを持って仕事をされていたので、たくさんの人が応援してくれました。

一番驚かされたのは行動力で、クラウドファンディングを立ち上げようと思ってから行動に移す迅速さや、プロジェクトを実現に向けて動かしていく姿勢が支援者の方に伝わったことが大きかったと思います。

②納得感のあるプロジェクト内容だったこと

ページを読んでいくと、技術を受け継ぐだけでなく、今後取り組みたいという宿泊業と連携してカヌーづくりを観光コンテンツに組み込むことなど、技術を未来につないでいくための取り組みであることがわかります。

小川さんからカヌーづくりの話を直接聞いてみたいと思っていただけたのか、「小川と一緒にカヌーに乗れる体験」は、50,000円という設定でしたが5名も選んでいただきました。

小川さんと一緒にカヌー体験

③パートナーのけつたたき

これは私の言葉ではないのですが、小川さんは「プロジェクトの準備やプロモーションなど、スケジュールを立てて、けつを叩いてくれたことがありがたかった」と言ってくれました。

クラウドファンディングは、いかにたくさんの方にプロジェクトを知ってもらえるかが勝負なので、本業が忙しい中でも声掛けや情報発信をする必要があります。

ページのアクセス数や状況を見て、どんなことをすると効果的なのかをお伝えしながら取り組んでいきました。忙しい中でも対応いただけたことが結果につながりました。


協力隊のクラウドファンディングで初代日本一に!

2023年、クラウドファンディングサイトCAMPFIREで、地域おこし協力隊に特化したサービス「HIOKOSHI」がリリースされました。

その一環として、地域おこし協力隊クラウドファンディングアワードが創設されたのですが、「事業・文化承継部門賞」、総合賞となる「大賞」の2冠を達成しました!

受賞を知ったとき、自分のことのように感激しました。小川さんと一緒に取り組めたことだけでも嬉しかったのですが、初代日本一となるプロジェクトに関われて本当に幸せです。


地域おこし協力隊8,000人がチャレンジしたら・・・

地域で起こしたいチャレンジのために、クラウドファンディングは非常に有効な手段です。

実現するためのお金を応援してもらうだけでなく、取り組みを知ってもらったり、関わってもらったり、現場に来てもらったり、いろんな活用が可能です。

現在、日本中に地域おこし協力隊は8,000人いると言われています。その8,000人が新しいチャレンジを始めたら、どんなに地域が盛り上がるでしょうか。

先にお伝えしましたが、たった一人のチャレンジが地域を変えるきっかけになります。クラウドファンディングのように、チャレンジがたくさんの人をつなげ、次のチャレンジを生み出していくのです。

ぜひ一緒に地域を盛り上げましょう!

道南スギのカヌー


クラウドファンディングのご検討中の方は、無料で壁打ち相手になります!

「悩んだまま手つかずとなり、タイミングを逸してしまったり、結局やらないで終わってしまった」という声を非常に多くいただいています。

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〇ご予約いただきましたら、ZOOMのURLをお送りさせていただきます。

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