【連載】補助金について4
前回までのあらすじ
ここまで、補助金とは何か、助成金との違い、審査項目について、革新性について書きました。
今回からは採択をされるうえで重要な加点項目についてです。
はじめに
加点を満たすこと=採択
では、ありません。
補助金の目的は事業に対する「補助」をし、事業者の成長を促すことにあります。
事業計画の実現可能性、革新性、生産性向上様々な面からの審査が行われます。
これからご紹介することは、事業の様々な「成長戦略」を補完し実行してゆくための施策になります。
補助金採択の加点になることはもちろんですが、事業への有効な支援施策として導入を検討してください。
ものづくり補助金の加点
審査項目を網羅し、充分な計画を立案、体制も整え、市場もニーズもある。それを100点とするのであれば、加点とは100点満点のテストを105点にするというような事です。
近年は申請書の「プロ化」が進んでおり、また電子申請の導入により申請書のクオリティでの優劣があまりつかなくなってきているようです。
そこで、加点項目の対応は重要です。
それでだけでなく、ご紹介する加点項目とされている取組はそれだけでも十分、会社のメリットとなります。
補助金申請の準備としても最適な計画立案にもなり、認定を受ければ会社の価値を高める要因になります。
では、ものづくり補助金の加点項目を一覧で紹介します。
ここからひとつづつお話していきますが、
難解かにわけてご紹介します。
総賃金1%賃上げ
まずはこちらから。
こちらの取組みをしている応募企業さんはとても多く、必須ではありませんができるだけ対応していきたい要件です。
では、どういった要件が必要か。
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