【アフターコロナを見据えて】ものづくり補助金の準備をしよう5
アフターコロナというか、今はウィズコロナですよね。
前回は経営革新計画についてお話しました。
さて、準備として加点の計画についてお話してきました。
事業継続力強化計画と経営革新計画。申請して加点となるのはこの2つです。他は政策加点(「小規模事業者」又は「創業・第二創業後間もない事業者(5年以内)」)、事業継続力強化計画ではなく、「新型コロナウイルスの影響を乗り越えるために設備投資等に取り組む事業者(特別枠の申請者)」または、賃上げ加点(給与支給総額を年率平均2%以上増加させ、かつ、事業場内最低賃金を地域別最低賃金+60円以上の水準にする計画または「事業計画期間において、給与支給総額を年率平均3%以上増加させ、かつ、事業場内最低賃金を地域別最低賃金+90円以上の水準にする計画を有し、従業員に表明している事業者。そして、被用者保険の適用拡大の対象となる中小企業が制度改革に先立ち任意適用に取り組む場合です。
賃上げ加点は要件の1.5%または+30円より少し高い数字をコミットするばあは加点となります。
小規模加点や創業加点は今更どうしようもないので、このへんは「あれば」といったところかなと思います。
正直、体制が整っていない事業者はこれまで採択されにくいとされており、創業間もない会社は、なかなか採択されないといった事情もありましたので、そういった事業者に下駄をはかせるといった意味での加点となるかと思います。
GビズID
さて、加点準備している最中で、GビズIDは取得出来ていると思います。
現在、2~3週間かかるようです。
GビズIDについてはコチラの記事(https://note.com/kitagoh1982/n/ndd008bb0d7fe)でもご紹介していますが、簡単におさらいしますね。
取得に必要なもの
① パソコン
② スマホ
③ プリンター
④ 実印
⑤ 印鑑証明書
前提としてメールアドレスが必要ですが、note見ている人でメルアドないとか考えにくいので割愛しました。
取得手順
GビズIDはいくつか種類があって、基本的に申請はGビズIDプライムで行います。まれに前回のように特別措置でGビズIDエントリーでも申請できる場合もあります。
GビズIDプライムの取得手順を簡単にご説明します。
まずは印鑑証明書を取得してください。法人の場合は代表社員の印鑑証明、個人事業主は代表者個人の実印の印鑑「登録」証明書です。
市区町村役場で300円で発行してもらえます。カードがあればコンビニでも取れますよ。
印鑑登録をしていない人は登録してそのまま証明書をもらってください。
先に印鑑(登録)証明書をもらうのには理由があります。
次に、申請書作成に移ります。
まずはコチラにアクセスください。
万全を期するために、マニュアルを見ることをおすすめします。
GビズIDクイックマニュアルgBizIDプライム編は上のリンクです。
で、実際の申請ですが、まずはコチラからです。
最初の画面はこんな感じになっております。
■ 業種形態
法人か個人事業主かを選択します。
■ 法人番号
13桁の法人番号を国税庁法人番号サイトより検索して書きます。
■ 法人名/屋号
自社の名前を書きます。
■ 所在地
法人は入力不要です。
実はここでミスが起きやすいです。印鑑証明書と同じように、そっくりそのまま入力してください。印鑑証明書を先に取得したのはこのためで、正しい住所を書くために必要なのです。
※ ダメな例 静岡県駿東郡小山町一色1-53-7
※ 正しい例 静岡県駿東郡小山町一色1丁目53番地7号
上記は架空の住所ですが、うちの住所でも
静岡県駿東郡小山町一色1537ではダメで、印鑑証明書に書かれている、
静岡県駿東郡小山町一色1537番地 までしっかりと記入する必要があります。
■ 代表者名
■ 代表者名フリガナ
■ 代表者生年月日
特に頭を悩ませたりする必要もないと思います。
その下のアカウント利用者情報は実際にPCを使う人、IDを使う人の情報を入力します。代表者と同じなら、基本情報をコピーでコピーされます。
■ 連絡先電話番号
ハイフンなし、連絡の取れる電話番号を記入します。
■ アカウントID
メールアドレスがIDになりますので、しっかり受信できるメールアドレスを入力しましょう。
■ SMS受信用電話番号
これは実は一番重要で、ログインのたびにワンタイムパスワードが発行されるため、その受信にSMSが使われます。そのために普段使いのスマホか携帯電話の番号を入力しておくのが良いと思います。
利用規約に同意して、「申請書作成」をクリック
そして出来上がった画面をプリントアウトします。
そして、印鑑証明書とプリントアウトした申請書を封筒またはレターパックで、事務局へと郵送します。
添え状はつけてもつけなくても問題ありません。かわいい便箋でも入れておけば事務局の人がほっこりするかもしれませんが、審査時間に影響はありません。
Jグランツで委任対応できるか
自分でGビズID取らなくても委任申請ってのがあるじゃん!
と、一見思われると思いますが、
現在のところ、補助金申請におけるシステム、Jグランツでは委任申請はできません。
現在、委任対応可能なのは、鉱業原簿登録更新サイトのみとなっております。
すっごくニッチです・・
補助金申請はやっぱり自社でやるべきだ。というのが前提なんでしょうね・・。
次回は
いよいよ申請に向けたステップ最終章
事業計画書作成に移りたいと思います。
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