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「芽吹け、除虫菊!」の巻

2022年9月16日、一粒万倍日。館長を筆頭として公民館職員を中心に結成された「農芸班」は、除虫菊の種まきを行いました。

昔の北木島は山の頂上付近まで開墾され、除虫菊も育てられていたといいます。今は山も木で覆われイノシシの格好の隠れ家となり、家の近くの畑ですら耕作放棄されるケースも出てきました。

そんな状況下において、除虫菊畑の復活を夢見る我々農芸班。まずは「千里の道も一歩から」ということで、プランターやポットに種をまいて小さな小さなスタートを切りました。

超大型の台風14号が迫るなか、雨風をしのげる日陰に置き、種が流れないよう、水を張ったトレイの上にポットを置いて底から潅水させたり、霧吹きで慎重に水をかけたりと面倒を見ること数日。可愛らしい芽が出てきているのを確認。

芽はグングンと成長を続け、本葉の数を増やしていきます。一部の苗はポットからプランターや花壇に植え替えました。

「秋まきなので、花が咲くのは一冬越した来年かな」と思っていたのですが、秋も深まり文化祭へ向けての準備も慌ただしくなってきたある日、ツボミができているのを発見。

その後もツボミは順調に成長を続け、いくつもの白い花が咲きました。

冬が近づく中、シジミチョウもやってきた

花は枯れることなく、この記事を書いている今も咲き続けています。
プランターに混植したパンジーが完全に押されるほどの勢いです。

令和4年12月撮影。冬でも元気に花が咲く。
混植したパンジーも窮屈そう

春以降の成長が楽しみな除虫菊ですが、1つ気になることが。
真っ白な品種の種が見つからず、仕方なくピンクや赤の花の混ざった品種の種を買ったのですが、咲いてきたのは白い花ばかり。一体どういうことなんでしょうか……。謎は深まります。

赤系統の花が咲いてもいいはずだが……?

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