🌸日経平均 32781円-483 出来高16億株。①ソフトバンクG(9984)6625円-162 ②三菱商事(8058)7001円-321 ③東京電(9501)552.8円+32.8 ④ABEJA(5574)7880円-910 ◎下げは大勢に影響なし。北田賢治まで

日経平均寄与度ランキング(大引け)~日経平均は大幅続落、ファーストリテやソフトバンクGが2銘柄で約122円分押し下げ

23日大引け時点の日経平均構成銘柄の騰落数は、値上がり32銘柄、値下がり191銘柄、変わらず2銘柄となった。

日経平均は大幅続落。22日の米株式市場でダウ平均は4.81ドル安と小幅に4日続落。パウエル連邦準備制度理事会(FRB)議長が2日目の議会証言で年内2回の追加利上げが適切になる可能性を繰り返し、売りが先行。一方、根強い人工知能(AI)技術革新への期待感からハイテクの押し目買いが下支えした。ナスダック総合指数は概ね終日堅調に推移し、+0.95%と4日ぶり反発。米株高を受けて日経平均は193.47円高からスタート。しかし、月末にかけて年金基金のリバランス(資産配分の調整)目的の売りが意識されるなか、前場中ごろから売りが加速すると一気に33000円を割り込んだ。後場も売りが止まらず、一時32575.56円(689.32円安)まで下落。一方、短期的な突っ込み警戒感や為替の円安を拠り所に下げ渋ると引けにかけてはやや下げ幅を縮めたが、押し目買いは限られた。

大引けの日経平均は前日比483.34円安の32781.54円となった。東証プライム市場の売買高は15億8845万株、売買代金は4兆4312億円だった。セクターでは卸売、非鉄金属、輸送用機器が下落率上位に並んだ一方、電気・ガス、食料品のみが上昇した。東証プライム市場の値下がり銘柄は全体の79%、対して値上がり銘柄は18%だった。

値下がり寄与トップはファーストリテ<9983>となり1銘柄で日経平均を約89円押し下げた。同2位はソフトバンクG<9984>となり、ダイキン<6367>、ファナック<6954>、バンナムHD<7832>、信越化<4063>、トレンド<4704>などがつづいた。

一方、値上がり寄与トップは東エレク<8035>となり1銘柄で日経平均を約15円押し上げた。同2位はエーザイ<4523>となり、7&iHD<3382>、塩野義薬<4507>、宝HD<2531>、ヤマトHD<9064>、イオン<8267>などがつづいた。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?