🌸シカゴ日経平均先物 29050円+110。NYダウ 33618-55、NASDAQ 12256+21、SP500 4138+1。◎10日の米CPI発表を前に様子見。135円06-09円安。
〔米株式〕ダウ反落、55ドル安=消費者物価の発表控え様子見(8日)☆差替
【ニューヨーク時事】週明け8日のニューヨーク株式相場は、🌸4月の4月の米消費者物価指数(CPI)が10日に公表されるのを前に様子見姿勢が広がる中、反落した。優良株で構成するダウ工業株30種平均は前週末終値比55.69ドル安の3万3618.69ドルで終了。ハイテク株中心のナスダック総合指数は、21.51ポイント高の1万2256.92で引けた。
ニューヨーク証券取引所の出来高は前週末比1億1650万株減の8億1662万株。
4月のCPIの内容次第では、相場に影響を与える米連邦準備制度理事会(FRB)の金融政策が左右されるとの見方から、CPIへの関心が高まっている。ロイター通信の予想によると、食品とエネルギーを除く4月のコアCPI指数は前月比0.4%上昇(3月は0.4%上昇)、前年同月比5.5%上昇(同5.6%上昇)という。
市場関係者は「前月比0.4%プラスは若干強いが、マーケットは(この数値を)織り込み済み」(日系証券)とし、FRBが6月の利上げは見送るとみている。一方、「想定よりも物価上昇が鈍化すれば、年内の利下げ観測が強まるため株高になる」と指摘する。
地方銀行を巡る信用不安は完全に収まっていないが、地銀株は持ち直しつつある。財政基盤の強化に向け、1~3月期の配当を1株当たり0.01ドルに減配することを発表したことに好感が広がったパックウエスト・バンコープは3.7%高。ウエスタン・アライアンス・バンコープは0.6%高、ザイオンズ・バンコープが2.1%高となった。
個別銘柄では、決算発表を10日控えるウォルト・ディズニーが2.4%高だったほか、ウォルマートが0.6%高、メルクが0.6%高。インテルが0.7%安、マイクロソフトが0.6%安、ボーイングが0.5%安だった。(了)
時事通信
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