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日経平均寄与度ランキング(大引け)~日経平均は大幅反落、ファーストリテとオムロンの2銘柄で約79円押し下げ
16:22 配信
現在値信越化4,491+189オムロン5,318-1,000日野自435.2-99.90東エレク19,800+190.00Fリテイリ32,900-460.00
30日大引け時点の日経平均構成銘柄の騰落数は、値上がり36銘柄、値下がり188銘柄、変わらず1銘柄となった。
日経平均は大幅反落。前週末27日の米国株式市場のダウ平均は366.71ドル安(-1.12%)と大幅続落、S&P500は19.86ポイント安(-0.48%)と続落、ナスダック総合指数は47.41ポイント高(+0.38%)と反発。アマゾンやインテル決算を好感したが、ダウはJPモルガンなど金融株が弱く推移したことで終日軟調に推移した。ナスダックは利上げが終了に近づいたとの思惑や決算を好感した買いが続き堅調に推移。しかし、終盤にかけてイスラエル軍がガザ地上部隊拡大するとの報道を受けて相場は失速した。まちまちとなった米株市場を横目に、日経平均は前週末比328.21円安の30663.48円と大幅反落でスタート。米株安を引き継ぐなか、イスラエルがパレスチナ自治区ガザへの地上作戦を拡大すると発表して中東情勢の悪化が懸念されているほか、今週は日銀金融政策決定会合や米連邦公開市場委員会(FOMC)を控えており、買い手の乏しい展開が続いた。そのほか、決算発表を終えた銘柄中心に注目が集まっていた。
大引けの日経平均は前日比294.73円安の30696.96円となった。東証プライム市場の売買高は29億517万株、売買代金は5兆6674億円だった。セクターでは、輸送用機器、医薬品、繊維製品などが下落率上位に並んでいる一方で、電気・ガス業、電気機器の2業種のみ上昇した。東証プライム市場の値上がり銘柄は12%、対して値下がり銘柄は86%となっている。
値下がり寄与トップはファーストリテ<9983>、同2位はオムロン<6645>となり、2銘柄で日経平均を約79円押し下げた。また、日経平均構成銘柄の下落率トップは日野自<7205>で18.67%安、同2位はオムロンで15.83%安だった。
一方、値上がり寄与トップは信越化<4063>、同2位は東エレク<8035>となり、2銘柄で日経平均を約50円押し上げた。また、日経平均構成銘柄の上昇率トップは日清粉G<2002>で13.49%高、同2位は大瓦斯<9532>で10.02%高だった。
*15:00現在
日経平均株価 30696.96(-294.73)