FOMC声明待ち

NY株見通しーFOMC結果公表、パウエルFRB議長会見に注目
20:37 配信

トレーダーズ・ウェブ

 今晩のNY市場はFOMCに注目。昨日はウクライナを巡る地政学リスクへの警戒感や、翌日の米連邦公開市場委員会(FOMC)結果公表を控え、主要3指数がそろって反落。ダウ平均は一時、818ドル安まで下落し、66.77ドル安で引けるなど前日に続いて値動きの荒い展開となった。今晩の取引では取引時間午後に公表されるFOMCの結果とその後のパウエル米連邦準備理事会(FRB)議長会見に注目が集まる。次回3月FOMC会合では、0.25%または0.50%の利上げや、テーパリング(資産購入の段階的縮小)の早期終了見通しが強まっており、1月会合での声明文やパウエルFRB議長の会見からそのヒントを探ることになる。より積極的な金融引き締め姿勢が示された場合はハイテク株を中心に売りが強まることが警戒される。

 今晩の米経済指標・イベントはFOMC結果公表とパウエルFRB議長会見のほか、12月新築住宅販売件数、EIA週間原油在庫など。企業決算は寄り前にボーイング、AT&T 引け後にラムリサーチ、テスラ、ザイリンクスなどが発表予定。

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