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3Dプリンタの進化

皆さん、こんにちは。
NTTデータの北代です。

3Dプリンタってご存じですか?

最近、価格も安くなってきて、
家庭用の商品を自宅に持っている
という方もいらっしゃるかも
しれません。

この3Dプリンタが数年前に
話題になっていた当時、いくつか
コンセプト映像を見たのですが、
当時気になっていた映像が
今どうなっているのか、やっぱり
気になりますので、確認がてら、
紹介しようと思います。
(当時見ていた動画を探してみたの
 ですが、見当たらなかったので、
 HPのリンクを載せています。)


最初に紹介するものは、航空機の
キャビン内の部材を製造するもの
です。

部材を軽量化するため、必要な
応力を受け持つ箇所以外は穴を
開け、非常に入り組んだ形状で
設計された部材を3Dプリンタで
製造するというものでした。

ただ、形が歪なため、これまでの
製造方法ではおそらく作れず、
3Dプリンタを使わないと無理
という感じだったと記憶しています。

設計はAIが担当し、製造は3D
プリンタという、まさにDXの
目指すところであり、それまでは
机上の空論で終わっていた技術も、
3Dプリンタの活用で現実世界に
適用可能となった事例で、
とても驚いたものでした。

現在では、航空機の構造そのもの
にも3Dプリンタの製造技術が
応用されているようで、さらなる
進化を遂げているようです。


次に紹介するものは、川に架かる
金属製の橋を3Dプリンタが自走して
作っていくというものです。

おそらく、プリンタの噴出口に
溶接機を設置して、川岸から対岸に
向かって溶接を繰り返して、橋を
成長させていくような製造方法だと
思います。

溶接ってそんな使い方で大丈夫?と、
当時疑問に思ってましたが、
 山岳地帯などで、完成品の搬入が
 難しい現場ではこういうのも
 ありかなぁ
と思って、この技術を見ていました。

ところがその後、強度に難がある
ことが判明したようで、3Dプリンタを
使った工場製造に切り替えたそうです。

確かに、溶接って作業者の技能に
結果が左右されるところがあるらしく、
3Dプリンタの溶接技術もまだまだ安定
してないんですかね。

まあ、山奥の現場で、
 あ、検査したら強度が足りないので
 作り直しねー
なんてことになったら最悪ですね。

こちらはもう少し先の技術になりそう
です。


この3Dプリンタの技術、分子レベルに
応用できるようになると、感染症の
ワクチン製造なんかもできるように
なるのかなぁ、と期待してしまいます。

個人的には、私の車(30年前のもの)の
部品で、既に廃盤になっているものを
再生する方に気が向いてしまいますが。。

今後、どのように技術が発展するか、
注目していきましょう。

なお、3Dプリンタをマケプレで販売
したいという方がいらっしゃれば、
ぜひ、「お問い合わせ」まで連絡を
ください。


マケプレは以下のURLから。
記事に関するコメントなども、
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https://nttdata-mp.com/

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