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進化と安全性

皆さん、こんにちは。
NTTデータの北代です。

先週は突然のお休みをいただきました。
いろいろ取材準備も・・・というわけでも
ないんですが、旅行の準備でドタバタして
記事を書く時間を失ってしまいまして。

で、その準備の結果どこに行ったかというと。。

愛知・岐阜で開催されていた
 ラリージャパン
を観に行ってきました。

私が行ったのは、
 岡崎城下の乙川河川敷
 恵那市から山に入った恵那山荘
 TOYOTAのお膝元の豊田スタジアム
の3か所でした。

まあ、観戦記はまた追々書くとして、
最近の競技車両というのは進化が激しく、
最上位のカテゴリーはハイブリッド車に
なっているんですね。
(知らずに観に行っていたという・・・)

確かに、ハイブリッド車って、市販車でも
電動モーターのサポートによってトルクが
圧倒的に発生してくれるので、発進時の
蹴り出しがすごいですよね。

それが競技車両ともなると、バッテリーから
750Vの高電圧でハイブリッドシステムに
給電されるということで、かなりの出力と
トルクを発生させるものになるようです。
(カタログでは、出力134馬力、トルク180Nm
 だとか)

と書くと、ハイブリッドシステムが
なんとなく凄そうというのは感じ取って
いただけるかと思いますが、この高電圧、
万が一故障したら、危険なことこの上
なさそうですよね。

と、前置きをしておいて、ちょっと観戦記。

12年ぶりに日本でWRC(世界ラリー選手権)が
開催されるということで、ふるさと納税で
もらったチケットを片手に、岡崎城下の
乙川河川敷というところまで出かけました。

早めに到着して場所取りも成功し、あとは
スタートを待つだけ。

ところが、スタートDelayの案内が。
しかも、理由不明とのこと。

しばらく待っていると、岡崎市消防本部の
レスキュー車が登場し、潜水服を着用する
潜水士の姿が双眼鏡越しに見える。

なんと、車が川ポチャした時の救助準備が
できていなかったとのことで、
スタート許可が下りなかった模様。

ここで気になるのが、先程の高電圧の話。

潜水士の方は、急遽呼び出されて駆け付けて
くれたはずなので、おそらく、ハイブリッド
システムのことなど、聞かされていないはず。

川に車が落ちて、ハイブリッドシステムから
漏電したら、潜水士の方は救助に向かう途中に
間違いなく感電してしまいます。

結果、川ポチャはなかったようでしたが、
 大丈夫なんかなぁ?
と心底思っていました。

というわけで、
 何かがデジタルで一気に進化するときに、
 世の中の認識が一緒に進化していかないと、
 極めて危険な状況が発生しうるんだなぁ
と気づかされました。

ただDXと叫べばよいというものでもない
ということなんでしょうね。

で、岡崎会場の競技開始が大幅に遅れた
わけですが、私自身は次の観戦スポットへの
移動の必要があったため、最初の4台くらい
しか競技を見られず、
 高い買い物をしたなぁ
 (とはいえふるさと納税なので、表向きは
  買い物ではないですが)
という感じになってしまいました。

岡崎市さん、私の6万円、有意義に使って
くださいよ!

いや、それより、ラリージャパンで、地元の
勝田貴元選手が3位表彰台に上がったことの方が
大事ですね。
おめでとうございます!!


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