人も計測対象。
皆さん、こんにちは。
NTTデータの北代です。
この週末はとても暑かったですね。
私はこの灼熱の中、中体連の
サッカーの審判をやってきました。
10時の試合開始だったのですが、
試合開始時点でかなり気温も高く、
「クーリングブレイク」という
ルールを適用することになるなど、
かなりの暑熱対策が施された試合と
なりました。
試合は、同点のまま延長、PK方式
までもつれて、ただでさえ暑いのに
時間も長くて、まあ大変でした。。
と、審判の話をしたところで。。。
最近、サッカーの審判をするとき、
試合前のマッチコーディネーション
ミーティングで、
計測器をつけてもいいですか?
と聞いてくるチームがちらほらと
出てくるようになっています。
心拍数、移動速度、移動距離などを、
手のひらに乗る程度の大きさの
デバイスを使って計測するんですね。
私も若い時には、審判をするときに
胸部に心拍数計と、シューズに
加速度計を装着していました。
これ、なかなか面白くて、1試合を
通して自分がどの時間帯にどの程度の
スピードで走れているのか、
25km/hを超えるようなスプリントが
何回あるのか、などが可視化されます。
同時に、サボって歩いている時間帯が
あることもバレてしまいます。(笑)
また、それに応じた心拍数の変化
などもよくわかるんですね。
ハーフタイムも計測しっぱなし
なので、トイレに走っていく速度
なんかも取れていたりします。(笑)
が、選手となると、サッカーという
競技の特性上、手以外の体のどの
部位でもボールを扱うので、
ボールが当たったら壊れたり
しないのかなぁ?
痛くないのかなぁ?
と、老婆心ながら心配にもなります。
ちょっと調べてみたところ、
専用のインナーウェアを着て
背中の上の方につけるようで、
全然心配には及ばないようでした。
さらに、今の機器は、私がかつて
装着していたものよりもはるかに
分析機能が充実しており、ターンの
回数や運動強度、疲労からの回復の
状況なども可視化できるようです。
こうなってくると、スポーツだけ
ではなく、日常の活動にも適用して
生活をより充実したものにできない
ものかと考えてしまいます。
たとえば。。
料理をするときに体の動きと
調理器具の動き、食材、調味料の
分量などを合わせて計測・分析
すると、より料理を上手に作る
ことができるようにならないか、
とか。
あるいは、一日の姿勢を計測して
腰痛になるような姿勢をしている
時間帯を特定して、意識を向ける
ことで腰痛の改善を促すことが
できないか、とか。
いずれにせよ、これまであまり
見ることがなかった、「人の行動」
について、DXを活用して可視化する
ことで、生活や行動をより充実
させることができるようになれば
素晴らしいことだなぁと思います。
もっとDXが世の中の役に立つよう、
しっかり普及させていきたいですね。
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