教材デジタライゼーション
こんばんは。おはようございます。久々にしっかり記事を書きます。
ちょっと、新しくやりたいミッションが見えてきたので、言語化していきたいと思います。
それが、【教材デジタライゼーション】です。
今回は、「なぜ、このテーマに至ったか?」をまとめたいと思います。
1 進めてきた【職員室デジタライゼーション】
これまで、僕は、職員室デジタライゼーションというテーマの発信をしてきました。これは、現在、学校現場で使われているGoogleWorkspaceやMicrosoft teamsなどを活用することで、クラウドベースの校務環境を構築していく提案でした。
現在、僕の勤務校では、かなり推進できていると自負しています。しかし、自治体内の他校を覗いてみると、現状は、惨憺たるものです。
僕自身は、「校務でICT機器活用を推進することで生み出した余力を授業や児童理解・生徒指導に費やす」と考えています。また、「校務で体験したICT活用を授業に生かして欲しい」とも考えていました。
前者については、僕の信念に近いものがあるため変わりません。しかし、後者については、「手立てとして不十分であった」と感じています。
そこで、次なる手立てとして提案したいものが【教材デジタライゼーション】です。
2 【教材デジタライゼーション】とは?
端的に言うと、「今まで作った教材を現在型にアップデートする」ことから始まります。イメージを下に示します。
ざっくりとですが、これが今、僕が取り組んでいることです。僕自身は、授業で使う資料や教材をデジタルデータで保管してきました。ですが、これらのデータは、いずれも「印刷、配布する」ことを前提に作られていました。
もちろん、Wordで作成したデータであれば、現在、Microsoft Teamsや形式は変換されてしまいますがGoogleドキュメントで配布すれば、印刷の手間は削減できます。でも、結局、「配布されたワークシートに児童が書き込む」ためだけのものになってしまいます。
一方で、現在、学校現場で話題になりつつあるKahoot!に目を向けてみると、「単純に書き込むだけ」ではなく、反復練習的な使い方も可能にしています。また、Canvaでは、多様な素材やAIと連携した使用も可能になります。
これらのツールが教育現場で効果を発揮することは間違い無いと思います。そのツールを活用しようと言う教員もたくさんいます。
ところが、「さぁKahoot!を使おう。」となったとき、【ゼロベース】で一から問題を作成している教員も多いでしょう。また、「多くのデジタルデータを保管している」けれど「Canvaとか新しいツールはちょっと…」というベテラン勢も多数います。
それらの問題を解消するための手段を、実際に自分で試しながら模索して行くのが、今回のシリーズになります。よければ、お付き合いください。