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職員室デジタライゼーションZ
はじめに
皆さんの自治体では、校務支援システムが導入されていますか?一部では、「校務遅延システム」などと揶揄されている様子も見受けますが、校務支援システムがない自治体に勤務している身(しかも、以前は導入している自治体勤務経験あり)からすると、羨ましい限りです。
さて、この校務支援システムを含め、様々な校務がデジタル化してきています。個人の考えですが、授業においては、デジタルとアナログは、対立するものではなく、両立していくことが望ましいと考えています。しかし、校務に関しては、アナログに戻る必要性はないと思います。
手書きで指導要録を書くメリットはありますか?
時数を算盤で集計しますか?
連絡を狼煙でしますか?
答えは、ノーだと思います。
僕自身は、校務を徹底的に効率化することで、時間的な余裕を生み出し、その時間を授業や学級経営のために使いたいと思っています。その視点から、今年度、教務主任として学校レベルで取り組んできたことについてまとめていきたいと思います。そのための第一歩として、「デジタル化」について、整理しておきます。
デジタル化とは
1.デジタイゼーション
既存の紙のプロセスを自動化するなど、物質的な情報をデジタル形式に変換すること
2.デジタライゼーション
組織のビジネスモデル全体を一新し、クライアントやパートナーに対してサービスを提供するより良い方法を構築すること
と定義されています。更に、デジタルトランスフォーメーション(DX)という概念があり、日本では、平成30年に経済産業省が「DX推進ガイドライン」というものを発表しています。
が、正直なところ、学校現場では、デジタイゼーションでストップしてしまっている、もしくは、デジタイゼーションすら進んでいないというのが現状ではないでしょうか。なので、まずは、「デジタライゼーション」の実現に向けて取り組んでいく必要があります。