いつものごとく
パソコンのハード変更。250GBのSSDを、440GBへ換装した。
システムのディスクの換装はこれが初めてじゃない。データが増えて容量が足りなくるたび、なんども、大容量のディスクに変えて行った。
手順はカンタン。新規ディスクとPCとをUSBで繋ぎ、クローンアプリを使って、旧(PCのディスク)のデータを新(買ってきたディスク)にそっくりコピー。あとは、中を開けて入れ替えれば完了だ。
SATAのコードがどこか紛失してしまったので、それだけは購入したが。
体験済みのHDD同士じゃなく、SSDからSSDへ。ダウンロードツールの指示にしたがい実行。30分くらいかかったがクローンは成功。エラーはない。PCを開いて、SSDを入れ替えた。
慣れ親しんだ、自分好みのいつものトップページが表示で安堵したが、よかったのはここまで。
右下にエラーメッセージがポップアップされて、とまらなくなった。
― 再起動してドライブエラーを修復(重要) ―
MSエクスプローラは正常、ブラウザも問題ないが、消えては現れメッセージ。原因をぐぐってみると、破損の可能性が指摘された。製品は、Crucial SSD 480GB。 SATA接続の内蔵2.5インチ。安心の国内ブランドである。クローンするとときたまおこるらしい。また使用中のHDDやSSDにも起こるとか。
「新品なんだけどなあ」
治るものなら治したい。エラーを回しようと、スキャンディスクやら、なにやらを実行する。1時間後。メッセージの頻度は減ったものの、無くなりはしない。換装をあきらめることにした。
購入したAmazonを調べると製品の返品もしくは別の製品と交換ができる。だが同製品との交換はできず、再度購入ということになる。なんかめんどくさくなり、データを消去して、返品することにした。
AMAZONの返却はスムーズだった。送られてきたメールのQRコードを、SSDと一緒にヤマトにもっていけば、無料で反品ができた。もちろん回収してもらうのも可能。その、システマチックさに驚くが、それなら製品交換に応じてくれてもよさそうな気がする。
ヤマトで返品した帰り。TUKUMOに寄って、べつのSSDを購入した。どうしても、容量は増やしたかったのだ。その結果、今度はうまくいった。
わかったのだが。SSDは、直のクローン作製しないほうがよい。いちど、フォーマットをしてから、クローン作業をしないとダメなようなのだ。
HDDのときは、なんでもなく直に繋いでも成功(たぶん)できていたが、SSDではエラーになる……ようだ。あやふやな記憶が告げてる。なんか、妙なパーティションが作られてしまう。フォーマットの過程で FAT32、NTFS、exFAT旧ディスクを揃えないとけないし、MBRとGPTの形式の違いもある。
いきなり、クローンを作ればいいってわけじゃなさそうだった。SATAのコードを買ったとき、店員はつなげばいいですよと言ってたので、そっかと真に受けてしまった。彼のような専門家にとって、新品SSDのフォーマットは言わなくてもいい常識なのだろう。
知らないで失敗することはよくあるあるが、なかなか学ばない自分であった
orz