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だからこそ「伝わる伝え方」を伝えたい

最近ボクは「伝えること」と「伝わること」について、徹底的に考えています。

それは今までたくさんの人たちにたくさんのことを伝えてきた自分自身の棚卸しでもあり、またそれについて今まさに困っている方々や必要としてくださる方々に届けるためでもあります。

今日は、そんなボクが改めて「伝えるって難しいんだな」って感じたことを書いてみました。



先日放送された「M-1グランプリ 2024」。

20年目の大会ということで、過去のチャンピオンたちのことや、今でも心に残るネタの数々を思い浮かべながら感慨深く観ました。

ボクは後日TVerで観たので、優勝コンビを知った上で純粋にネタを楽しむことができました。

それに加えて、今ボクは「伝えること」と「伝わること」を意識しながら毎日を過ごしているので、出場コンビはもちろん、司会や審査員のみなさんがどんな言葉を選んで、どんな表現で伝えようとしているのかに注目していました。



その中でも印象に残ったのは、審査員を務められた海原ともこさんのコメントです。

元々ボクは、海原やすよ・ともこ(やすとも)さんの漫才が大好きで、彼女たちの自然体で楽しそうなところにいつも魅了されていました。

そんなともこさんのコメントからは彼女の人柄や思いがまっすぐ伝わってきて、ボクはとても素敵な方だなと感じました。



特に印象に残ったのは「トム・ブラウンに点数はいらない」というコメントでした。

このコメントには、彼らの独特な世界観や個性をこれ以上なく認めているという意味と気持ちが込められているように感じました。

点数で評価するのが本来の審査の役割なんだと思いますが、その枠を超えて「言葉にならない魅力」を伝えたかったんじゃないかなと思います。

このように芸人さんの本質や魅力を「点数では測りきれない」と表現することで、彼らが持つ唯一無二の価値を観客や視聴者にも伝えようとしたともこさんのコメントがとても印象に残りました。



ただその一方で、審査員としての彼女のコメントには一部で批判の声もあったようです。

それを知ったとき、ボクは驚きとともに「伝えること」の難しさを痛感しました。

ボクはその批判の声を批判するつもりは一切ありません。

これっていう正解があるわけじゃないし、だからこそいろんな人がいて、いろんな意見があって当然だと思っているからです。

だからみんなに100%伝わることなんてないとはいえ、それでもやっぱり「伝えるって難しいな」って思いました。

伝えたいことが思い通りに伝わるとは限らない、ときには思いもよらない形で伝わることもあるということを改めて知ることができました。



何をどう伝えても、批判的な人や否定的な意見があるのは仕方がないことなのかもしれません。

だからと言って諦めるのではなく、だからこそこれからも「伝わる伝え方」を追求し、それを伝えるための勇気とともに伝えていくことがボクの使命だと思っています。



そんなボクとあなたをつなぐ今日のしつもん

「だからこそ伝えたいことは何ですか?」



きた@ その先にある喜びのために

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