本当に必要なことが見つかる研修
五月から始まった「管理者研修」が終わりました。
千葉県、岡山県、広島県の各事業所で受講してくださった管理者の方々の数は「36名」。
それぞれのシフトの関係もあり、なかなか一気に(同時に)受講することができないという会社の状況に合わせて、五ヶ月間で全管理者の方々に届けさせていただきました。
ボクの真骨頂でもある、コーチングをベースにした「少人数で深く確かに学び合える研修」のために、日程や社員の方々のシフトを調整してくださった担当の方々にも本当に感謝しています。
「自分を満たして人事評価を考える」というテーマで朝から夕方まで少人数でしっかり学ぶ今回の研修は、受講する管理者の方々にとっても決して楽ではなかったはずです。
それでもどの回もとても有意義な研修になったのは、管理者の方々の前向きな姿勢があったからだと思っています。
管理者としての悩みごとや困りごとはそれぞれ違います。
そして、いくら研修とはいえ自分の悩みごとや困りごとなんてできれば言いたくない方も多いと思います。
だけどどの回も、ほとんどの管理者の方々が正直な胸の内を話してくださいました。
業務上の悩みごとや困りごとだけでなく、プライベートのこと、ご家族のこと、ご自身の生い立ち(過去)のことまで話してくださいました。
そんな中で研修を進めさせていただくことができたおかげで、業務(人事評価)のことも深くまで考え合うことができたんだと思います。
前回(八月)に引き続き、今回(九月)受講してくださった方の中にも、ご自身の思いをまっすぐ伝えてくださった方がいました。
「今日はこんなに素晴らしい研修を受けることができて本当によかったです。
正直、今までは研修を受けるのがとても嫌でした。
でも今回受講させてもらって、こんな研修があるのかってビックリしたし、もっともっと学びたいって思いました。
本当に本当にありがとうございました!」
もちろんとても嬉しかったので、ボクもその嬉しいという思いを伝えさせていただきました。
すると、その方はご自身の辛いエピソード(過去)とともにこう話してくださいました。
「私は、自分の口で伝えられるときに直接伝えるっていうことを大切にしています。
それは、後からじゃいくら言っても伝わらないっていうあんな思いはもうしたくないからです。
だから、今日の研修が本当に素晴らしかったということをどうしても伝えたいんです。」と。
そんな五ヶ月間にわたる研修で、36名の管理者の方々からいろんな話を聴かせていただくことができました。
そのおかげで、この会社にとって今後「本当に必要な研修」は何なのかを見つけることもできました。
来月の研修に向けて、ボク自身もまたしっかりと学び、成長していきたいです。
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