教える人にこそ教えたいことがあるのです
先日開催した「素質を知って素を活かす勉強会」には、たくさんの高校の先生たちが参加してくださいました。
教えることを仕事にしている先生方から「きたーじから学びたい」と言ってもらえたことも、実際に参加してくださった先生方に喜んでもらえたこともとても嬉しかったです。
参加できなかった方々からは「ぜひ再開催をお願いします!」と言ってもらえたり、参加した方々からも「ぜひ第二弾をお願いします!」とまで言ってもらえた今回の勉強会そのものをどうやって作ったのかを改めて振り返ることにしました。
「できた」だと「何だかよく分からないけどできた」という感じがしますが「できる」だと「また次も同じようにできる」という再現性が感じられるからです。
そして、せっかくたくさんの方々に喜んでもらえた勉強会だったので「できた」で済ませるのはもったいないと思ったからです。
そう思ったボクは早速仲間たちに声をかけてみました。
「先日お届けした勉強会をどうやって作ったのか?
そして、次回の研修をどうやって作っていこうとしているのか?
それぞれを30分ずつお話しする60分のオンライン講座、してみたーい!」
火曜日に思いついてすぐに告知し、その三日後の金曜日の夜にオンライン講座を開催したのですが、たくさんの方が受講してくださいました。
よくあるオンライン講座とは違って、勉強会をどうやって作って研修をどうやって作っていこうとしているのかという、いわば「裏側(メイキング)」をお伝えする講座です。
こんなマニアックな講座にたくさんの方が参加してくださるなんてビックリでした(その以外にも「都合が悪くて参加できずに残念です」という連絡もたくさんいただきました)
そしてこの講座の中では、作った(作っていこうとしている)内容を「どう伝えれば伝わるのか?」という、ボクの一番の真骨頂(得意技)もお伝えしました。
このオンライン講座を受講してくださった方々からは・・・
📣 来週私がする講座では、きたじーから教わったしつもんの答えに耳を大きくしてみよう!
答えられるかに不安あるけど、これも経験だね
📣 きたじーが、講座の裏側を話してもらった内容が、学びになったよー!
きたじーのすごいところは、行動した後に自らアウトプット作って、行動の振り返りを学びに変えようとするところ。
学びのアウトプットこそ、きたじーがドンドン進化している理由だね。
📣 きたじー流の講座の作り方、考え方が分かりとても良かったです。
参加者のフィードバックも聞きつつ、ちょうど1時間でまとめられるファシリテーション力もすごいと思いました。
📣 これらが特に印象的でした。
1 初めにマインドマップとかで思考やポイントを整理して、一気にPCで資料を作る。
2 マンダラチャートで、事前に質問に答えて、準備する。
3 参加者の困りごと、期待、要望を知り、耳をかたむける
📣 講座づくり、スライド作り、講座の伝え方。
人それぞれやりたいこと、伝えたいこと、準備の仕方は違うけど、ちゃんとゴールを決めて準備していこう!ってことが大事だねー。
📣 やっぱりキタジーは丁寧だね。
何度もあのマンダラチャート(しつもん)と向き合ってるわけだから。
アタシのような「きっとこうやればカッコ良く見える」だけのスライドとは深みも全然違うわけだー、と反省しましたー。
📣 次もとっても素敵な講座になるね。
アレンジ力、ライブ感、これはきたじーだからこそできることだね。
📣 きたじーの研修を受けられる企業の社員さんたちがうらやましいって思いました!
なんて素敵な感想もたくさんいただきました。
授業であれ、講座であれ、研修であれ、子育てであれ、せっかく知識がたくさんあって、内容が素晴らしくても伝わらなかったらないのと同じです。
今回のオンライン講座のように内容そのものを学ぶのではなく、どうやって作るのかという「作り方」や、どうすればそれがうまく伝わるのかという「伝え方」がとても大切なんだと思います。
24年間、授業を作り続け、それを伝え続け、それを今なお現在進行形でさらに高めようとしているボクだからこそ教えられる(お伝えできる)ことがたくさんあります。
学校の先生、企業の研修担当者や部下を抱えるリーダーさんたち、そして子育て(というよりも、どう伝えたらいいのか)に悩んでいるお父さんやお母さんたちに教えたいことも伝えたいこともたくさんあります。
そんな方々に必要としていただき、そんな方々に伝えられることがとても嬉しいのです。