美味しいカレーの作り方
チャーミーこと台風24号の上陸よりも先に、しつもんメンタルトレーニングアクティビティトレーナーのボクが昨日上陸したのは県北のとある高校
3チームの合同合宿で、『サイコーのチームになるしつもんメンタルトレーニング』をさせてもらいました
ボク自身、このアクティビティワークをフルで行うのは久しぶりでしたが、あっという間の120分でした
久しぶりということもあり、タブレットにダウンロードしていた公式テキストを見ながらワークを進めたのですが、それもあってか今回はボクの色(個性)があまり出ていなかったワークになったと思います
それはマイナスなイメージではなく、改めて基本の大切さを実感することができたという意味でとても有意義な機会になりました
3チーム24人の高校生を対象にして行った今回のワークは、初めて体験する選手もいて、最初は戸惑いながら参加している印象でした
それが、コンテンツを進めていくうちにどんどん笑顔が増え、チームを越えた会話や対話どんどん増えていきました
今までは、ボク自身の力(個性)を発揮する手段としてワークを利用していたような部分もあったような気がします
それが今回、ワーク(しつもん)の持つ力をより輝かせるために、ボクの個性を使うという感覚で進めることができました
去年、アクティビティを使った『サイコーのチームになるしつもんメンタルトレーニング』のインストラクター養成講座のときに、こんな質問をされました
『美味しいカレーの作り方、知ってますか?』
美味しいカレーの作り方、それは、カレールーの箱の裏に書いてある説明書き通りに作るとのことでした
2〜3種類のルーをブレンドしたり、チョコレートやコーヒーを混ぜたりと、ひと工夫することで美味しくなると思ってやってる人も多いと思いますが…
よく考えてみてください
各メーカーは、美味しいカレーのためのルーを作るプロ中のプロなんですよね
日々研究し、日々改良してきて作り上げてきた最高のルーを、一番美味しく作る方法を書いるのが箱の裏の説明書きなんですよね
今回行ったワークも、1つ1つのコンテンツ、その順番、説明の仕方から振り返りのしつもんに至るまで、数多くの成功と失敗に裏付けされた確かなものであり、まずはそれをそのまま行うことで伝えられることがあり、また、気づくこともありました
日本伝統芸能に伝わる『守破離』という考え方も、まずは教えを徹底的に守ることの大切さを示しています
歌舞伎の十八代目、故・中村勘三郎さんはこんな言葉を残しています
型を身につけねば『型破り』にはなれない
身につけた型を破るからこそ『型破り』って言うんだよ
型があるから『型破り』って言うんだよ
型がなかったらただの『型無し』
それでは今日のしつもんです
『大切にしている型はありますか?』
料理も、音楽も、スポーツも、文章も、まずは基礎・基本となる型通りに行うことでできることや気づく発見があります
まずはそこを大切にすることが、次の新しい成長やチャレンジにつながるんだと思います
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