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分からないことを分からないと言えない

先日、とある食事会に参加させていただいたときの話です。

普段の業務の中で分からないことを「分かりません」と言えない若手の方から直接お話を聴かせてもらえる機会がありました。
 
 
 
その若手の方の先輩にあたる方からは「俺のことが怖いからか?」という声もありました。

もしかしたらそうかもしれない、もし本当にそうだとしたらどう答えるんだろうとドキドキしていたボクは、その若手の方に改めて「ぶっちゃけどうなの?」って聴いてみました。

場の状況や雰囲気、それぞれの立場や関係性などもあるので一概には言えませんが、この「ぶっちゃけどうなの?」という一言をスッとはさむことで言いやすくなる・・・場合もあるからです。
 
 
 
ほんの一瞬、その若手の方が言いにくそうな(どう答えていいのか分からない)表情に見えたボクは「じゃあ例えばね・・・」と言って、以下の4つの選択肢を挙げてみました。

選択肢がある方が答えやすい人や場合もあるからです。

ちなみにボクは、そこで選んだものが全て(100%の本心)とは思わないように「今思っている一番近い気持ち」くらいの気持ちで聴くようにしています。
 
 
 
1 今、○○くん(先輩)が言ったように、言うのが怖い

2 本当は聴きたいんだけど、どう聴けばいいのかが分からない

3 そもそも「分からないことを聴く」という発想があまりなくて、全部自分で何とかしなきゃと思っている

4 その他
 
 
 
その結果、若手の彼は「4 その他」を選択しました。

どんな選択肢を挙げるときも、必ずこの「その他」を入れるようにしているボクですが、このときは正直ビックリしました。

「1から3の選択肢以外で何があるの?」って思ったからです。

でもそれは、ボク自身の「思い込み」が原因なんだということにも気づかされました。

自分で言っておいてこんなこと書くのも何ですが、選択肢の4つ目に「その他」を入れたのファインプレーだったと思います(笑)
 
 
 
そして、ここまで書いておいて何ですが、若手の彼が言った「分からないことを分からないと言えない理由」はまた次回書きます(思ったより長くなってしまったので・・・)

今日も最後まで読んでくださってありがとうございました。

次回を楽しみにしていただけてたら嬉しいです。
 
 
 
そんなボクとあなたをつなぐ今日のしつもん

「今、一番近いのはどんな気持ちですか?」
 
 
 
きた@ 絞りつつ余地も残す

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