不思議な縁
2個目の投稿ですが去年福井ワイルドラプターズでプレー出来ることになった際に感じた不思議な縁についての話です!
実は福井ワイルドラプターズ球団社長の小松原鉄平社長と私は約10年前位に出会っていました。
若々しい社長とガキンチョ時代の西尾です
(何かふざけていますが先輩に対してこれをしているのでかなりガキンチョでした笑)
始まりは私が中学校1年生のことです。
当時私は神戸市立有馬中学校に通っていましたが少年野球に入っておらず公園で野球をして遊んでいた延長線上で中学生になってから本格的に野球を始めました。
右も左もルールも分からない中で当時顧問をして下さっていた先生がとても熱心な方であり、厳しいながらも野球の楽しさを噛み締めていました。
そんな冬の1日練習の日でした。
顧問の先生の大学の後輩の方が練習に来られました。
そう我らが小松原鉄平社長です。
(ファン感謝祭で軽快なプレーされていた社長)
当時兵庫ブルーサンダーズ(現 神戸三田ブレイバーズ)でプレーされていた社長は筑波大学での直接の先輩・後輩の関係であった顧問の先生を訪ねると共に私達に野球を教えてくれました。
私はバッティングを教えて頂いたことを覚えています。
また、バッティングのお手本としてひとたびボールを打つと右中間の深い所にフェンスオーバーを放っていたことを思い出します。(ちなみにB号球の軟球でフェンスオーバーだったので硬球だったら果たしてどこまで飛んでいたのか…)
更に次の日には多目的室を使って社長が直々に野球部全員に話をして下さりました。
簡潔に話してくれたことをまとめるとポジティブな気持ちで野球をすることの大切さを教えて頂きました。
その様な濃い2日間から約10年
2020年11月8日、長野オリンピックスタジアムでの合同トライアウトでのシートノックの最中に社長に改めて出会いました。
何となく中学校の時に練習に来ていた方が福井の社長となっていることは知っていました。
トライアウト開始前にいらっしゃっていることにも気付いていました。
ただ話しかけられるとは思っていませんでした。
シートノック1球目を取ると直ぐに呼ばれたのでそこで私が中学校の時に出会った話をすると大変驚かれていました。
その後合同トライアウトは2次試験まで受かりましたがそこからドラフト指名されず、どうしようかと考えた所で福井の球団トライアウトがあると聞きエントリーして、そこで合格して福井ワイルドラプターズの一員となりました。
社長には本当に1年間お世話になりました。
福井に入れたことやプレー出来たことなど感謝しかありません。
また、何も知らない中学生に独立リーグという道があるということを教えてくれたことも今の自分に繋がっていると考えると有り難い気持ちになります。
この感謝は10年前の社長の様に地域の野球をしている子供達が独立リーグという道筋もあるということを知ってもらうことを目標として伝えていければと思います。
自由契約となった身ですが感謝を忘れずに頑張ります!
西尾悠樹