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#3 Breaking2:20 大阪国際女子マラソン

  1月31日の大阪国際女子マラソンのコースが長居公園の周回に変更になったと聞き頭に浮かんだのが、エリウド・キプチョゲらが42.195キロ2時間切りに挑んだブレーキング2。そして1:59challenge。

 2017年の5月6日にイタリアのモンツァサーキットを舞台に繰り広げられた。延岡のGGNの会場でPCの端末で見ていたように記憶する。

 そして、2019年10月12日。MGCの興奮冷めやらぬ中、ドーハの〝惨状〟の記憶も生々しく残る頃、秋のオーストリア・ウイーンで衝撃のチャレンジを、これまたPCのモニターで見続けていた。

 大阪もペースメーカーとともにLEDライトで目標ペースラインを照らし出して日本記録挑戦のお膳立てをするとか、しないとか…。

 設定タイムとの追いかけっこを多分、見続けることになると思う。

 設定タイムはどのくらいなのだろうか?

 前回の投稿では…

 〝1kmあたりのペース3分20秒、5kmは16分40秒だと2時間20分39秒〟という数字を上げた。ここを1秒ずつでも切っていく、2001年の高橋尚子にイメージを重ねる想定にしてみた。

 が…。LEDでガイドを照らすのなら。きっちり3分19秒/km(5km16分35秒)なり、3分18秒/km(5km16分30秒)なりデータ入力して表示することもできるのだろ。ズバリ2時間19分12秒を単純に割り当てたペースの表示だっていいわけだが…。

 前田穂南は2020年2月の青梅でほぼ1km3分17秒のペースで走っている。30キロまでだったが、青梅はざっくり言って多摩川に沿って15キロ登り、15キロ下ってくる。奥多摩なので起伏は結構ある。折り返してからは下り基調とはいえ、20キロ付近など起伏が多い。下りは〝足にくる〟疲れてくる後半の下りは難しい。そうした難コースで1時間38分35秒。これはすごい。

 当時とコンディションは違うだろうが、平坦な長居公園内ならこの1kmの3分17秒で行って、30キロ以降どれでけ持続できるか、あるいはそこからビルドアップしていくというのも面白いと思う。

 いやいやさらに1秒速い、3分16秒に設定してハーフ1時間9分切り(1:08:55)の設定にしてもいいのじゃないか?

▽ 1km > 5km > ハーフ > 30km > フィニッシュのタイムを改めて…

 3分20秒 16分40秒 1時間10分19秒 1時間40分00秒 2時間20分39秒

 3分19秒 16分35秒 1時間09分58秒 1時間39分30秒 2時間19分57秒

 3分18秒 16分30秒 1時間09分37秒 1時間39分00秒 2時間19分15秒

 3分17秒 16分25秒 1時間09分16秒 1時間38分30秒 2時間18分32秒

 3分16秒 16分20秒 1時間08分55秒 1時間38分00秒 2時間17分50秒

ペースガイドはどこに設定するのか…

せっかくのチャレンジならばもっと〝無謀〟なトライがあってもいいのかも。

そして現実はどうなるのか、答えは1月31日(日)に出る!


※画像はベルリンマラソンでリポーターを担当した際、ライダーの背中に貼ったコース図とラップ表、選手リストなど一覧表。


青梅30キロの動画貼っておきます。https://youtu.be/Bvvhh8iS77c


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